今日から始まった「ボーリング」の立会いに…
「ボーリング」といってもピンを倒す
「ボウリング」でなくてボーリング調査、標準貫入試験…地盤調査です。
現在、基本計画中の物件(まだ、業務内容は詳しくお話できませんが)は、一戸建ての住宅よりも、ちょっと規模が大きく、構造も非木造で計画中!
住宅などで一般的に行なっている地盤調査方法(スウェーデン式サウンディング調査など)では、ちょっと不十分ということで
調査方法はボーリングによる標準貫入試験ということになりました。
計画地は里山のちょっと開けた傾斜地。
どういうわけなんでしょうか?、うちの事務所、傾斜地によく当たるんですね。(^^ゞ GRデジタルⅢ
そこでちょっとだけ、解説を…
ヤグラを組んでロッドをセットして、先端にサンプラーを取り付けたロッドの上に、63.5Kgの重りを76cm自然落下させて打撃します。
(写真では、吊り下げられている円筒形のものが、重りで、その下にみえるのが「ロッド」です。)
サンプラーを地面に30cm、めり込ませるのに要する打撃数を「N値」といい、このN値によって地耐力がわかります。
同時にサンプラーで土を採取し、砂質土なのか粘性土なのかを調べることができます。
正確な地盤調査ができる反面、費用が掛かるため、鉄骨造や鉄筋コンクリート造などの中規模以上の建物を建てる場合は
この方法を採用しますが、一般的な木造住宅では使われていません。