先日行われた知内高校野球部3年生を送る会。
とうとう送られる番がやってきました。
2年前
次男坊が1年生の時に3年生を送った時
はじめて参加した時は
まずは久しぶりに次男坊に会える喜び(笑)
みんなあまり目にすることがない制服姿で
そのみんなの中で普通に仕事をしていた次男坊の姿にほっとしたのがまず1つ(笑)
そして後援会をはじめたくさんのご来賓のお客さまや選手たちの親たちで
まるで結婚式場のような会場に驚いたのがまた1つ。
最後にこれまた丸刈りにユニフォーム姿しか拝見したことのなかった3年生たちが
きちんと制服を着て髪が伸びて
ずいぶん大人っぽくなっている姿に感心したのが1つ。
舞台に立ち、立派に挨拶をする様子をみて
2年後、うちの子もこんな風に挨拶が出来るようになっているのかな。。。
大丈夫かな。。。
って
不安と期待で
立派に卒業していく3年生たちを見送りました。
そしてとうとうこの日が来てしまったんだな。
って想いと
ここまでよく頑張たよね。って想いで式を見守りました。
中学生の頃は固まってしまってなかなか話せなかった場面では
言葉を選びながら
監督はじめ指導者の先生たち、後援会の方々にお礼を述べ
知内高校に来てよかった、と話してました。
自分の成長は監督に出会えたからで、とても感謝していると話しました。
いろんなことがあったんだろうな。。。と思い巡らせると
込み上げてくるものがありました。
そして毎年監督さんから選手ひとりひとりに漢字、一文字を送られるのですが
向かう車の中で「どんな漢字を送ってもらえるかな?」って次男坊と話していて
「頑」じゃないかな。頑張るの「頑」頑固の「頑」って笑ってたんだけど
いただいたのは
「嵩」
監督はこの文字を次男坊に送った意味を話し
何か声をかけながら抱きしめてくださってました。
もう胸いっぱい( ノД`)
全員に語りながら
特に、って次男坊に
なかなか本心を表さない姿に「燃えた」と監督。
『こいつから何が引き出せるかどんな力を持っているのかワクワクした。』
大所帯のチームで町からの期待も大きく
勝つことへのプレッシャーもものすごいと思われるけど
こんな風に思って1人1人に向き合ってくれる。
勝つことも大事だけど
よく監督が言うのは「私は教員なので。。。」
選手として生徒として
野球を通じて成長を促し考えさせて見守る。
元気いっぱいで野球大好きだった少年団時代
中学校に入りいろいろうまくいかないことが多くなり
口数が減り覇気がなくなった姿に戸惑い
感情的に怒ってしまったりした私自身を思い出し
とっても反省させられたのでした。
誰も知ってる人のいない高校で野球をやりたい。
って言いだした中3の秋。
辿り着いたのがここ知内高校野球部。
ここで野球をやる。って決めた次男坊。
いい男にしてお返しします。っておっしゃった監督。
信じて託して
心からよかったと
感謝の想いでいっぱいです。。。
「どんな風になって欲しいんだ?」ってある時寮のおばちゃんに聞かれて
「いい仲間に出会って欲しい。野球が大好きだった小学生時代のように戻って欲しい。」って言ったら
うんうん、って頷いて聞いてくれてたおばちゃん。
野球部3年生、最高の仲間になりました。ありがとう。。。
口数は少ないけどいつも見守っててくれてたおじちゃんにも感謝しかないです。
素敵な送る会をありがとうございました。
在校生には3年生たちが果たせなかった甲子園出場の夢を叶えて欲しいです!
お父さんお母さんたちには安心して子供たちを監督に託し
離れていても同じ想いで悔し涙を流したり喜んだりできる貴重な高校野球時代を楽しんで欲しいです。
残すは卒業式と退寮式。
想像するだけで涙が出てくる。
学校を去る日
寮を去る日が近づいています。
すでに涙枯れる~( ;∀;)