この後私はあの頂にある日蓮上人さんとこ行く予定です。って言うと
お上人さんがここにいらっしゃる経緯を話してくれました。
元々は大阪にあって太平洋戦争中の金属供出の号令で金属業者に出されたそうですが
さすがにお上人さんの銅像を溶かすのは畏れ多いと隠し持っていました。
戦後も安置する場所が見つからず高松にいたご親族が引き取ったものの
置き場に困っていたところ
女木島の島民が引き取りその時代にみんなで力を合わせて
あの山頂まで運んだそうな。
すごいですね!
四国は空海さんですもんね~
では女木島の人は。。。と言いかけたら
「女木島の人たちはみんな真言宗なんやけどね。」
えええ!そうなんですか!ではなぜ?そしてなんで大阪じゃなくて高松の方を向いてるんでしょうね?
「なんででしょうね~」
はい、なんででしょうね~
逆だったらありえたでしょうかね~
法華さんだらけだったら空海さんの銅像引き取ったでしょうかね~
フフフ
ではお上人さんとこ行って来ますわ。
本当に楽しい時間をありがとうございました♪
で、チャリをかっ飛ばし
入口を教えてもらったのに行き過ぎて海に出てしまいそうになる
で、引き返す(上り)(でも電動アシストで楽ちん♪)
で、こんな道を進んで
おお!つつじが満開❤
で、どうも♪お上人さん。
何を隠そううちの家は法華宗
南無妙法蓮華経
ただ法華の檀家だってだけで日蓮さん信仰中ってわけでもなく
うちのご住職の南無妙法蓮華経はなかなかカッコいいいですが
そんな位です。
日蓮さんの島流しのお話は
宗教信仰熱が篤くなり過ぎて(それは自由でいいけど)
この教えだけが正しいとかね
他は間違ってるとか極端に激しくなると
イスラム過激派とキリストの争いのような
で、なんのための神様ですか~?
血をみてまでもうちの神を信じろってのは
どうにもクレイジー┐(´д`)┌
そういう目で見ちゃうから宗教の話も学校で学んだ程度しか知らないので
本でも買って勉強してみようかな~って思います。
四国から開拓にきた地域だけど
うちの村には真言宗と浄土真宗のお寺のみ
だから隣村のお寺の檀家なんですね、うち。
四国では稀でしょう、法華宗。
面白い。
今度時間あるときに住職さんに聞いてみましょう。
日蓮お上人の足元で瀬戸内の海を眺めながらそんな事を思いました。
信仰心はひとそれぞれ
あの世はないと思っている私ですが
大切な人を失った時
その教えや導きは心の支えになりますよね。
初めての愛馬ハイジを亡くした時は
虹の橋を渡って幸せに暮らして
私がそちらに行った時には真っ先に駆け寄って来てくれるって話に
本当に救われましたもの。
子供の頃は地獄絵図を端から端まで食い入るようにみて
生きたまま焼かれたり皮を剥がれたり大きい釜に放り込まれたりしたくないから
絶対地獄には行きたくないから良い子でいよう!って思ったもんです(笑)
さ~どんなにゆっくり巡っても
フェリーの出航時間まで2時間もある。
なんて贅沢な旅なんでしょう~って思いながら
お上人さんにお礼をしてお賽銭を入れて
出発
イノシシ~
遇いたくないからチリンチリン自転車のベル鳴らしながら進む(o-∀-o)
みかん
夏に来たらセミがいっぱい鳴いて
みかんがいっぱい生って
そして暑いんだろうな~って思いながら
俵石
休憩して(時間つぶして)
鬼の館
フェリー乗り場着
自転車を返却して
男木島行きのフェリーを待つ
予報は雷雨
サービスでもらったカッパをカバンに詰め込んで
男木島へ向かいました。
・・・・・・・・・・つづく