ハイジと薪ストーブ (ロバヲのマフィン)

北海道の田舎の牛飼い母さんのブログ
北海道和種、ロバ、ビーグルSとの暮らし
2017年ロバヲのマフィン創業

日蓮お上人

2023-04-29 21:15:00 | Diary

この後私はあの頂にある日蓮上人さんとこ行く予定です。って言うと

お上人さんがここにいらっしゃる経緯を話してくれました。

元々は大阪にあって太平洋戦争中の金属供出の号令で金属業者に出されたそうですが

さすがにお上人さんの銅像を溶かすのは畏れ多いと隠し持っていました。

戦後も安置する場所が見つからず高松にいたご親族が引き取ったものの

置き場に困っていたところ

女木島の島民が引き取りその時代にみんなで力を合わせて

あの山頂まで運んだそうな。

すごいですね!

 

四国は空海さんですもんね~

では女木島の人は。。。と言いかけたら

「女木島の人たちはみんな真言宗なんやけどね。」

えええ!そうなんですか!ではなぜ?そしてなんで大阪じゃなくて高松の方を向いてるんでしょうね?

「なんででしょうね~」

はい、なんででしょうね~

逆だったらありえたでしょうかね~

法華さんだらけだったら空海さんの銅像引き取ったでしょうかね~

フフフ

ではお上人さんとこ行って来ますわ。

本当に楽しい時間をありがとうございました♪

で、チャリをかっ飛ばし

入口を教えてもらったのに行き過ぎて海に出てしまいそうになる

で、引き返す(上り)(でも電動アシストで楽ちん♪)

で、こんな道を進んで

おお!つつじが満開❤

で、どうも♪お上人さん。

何を隠そううちの家は法華宗

南無妙法蓮華経

ただ法華の檀家だってだけで日蓮さん信仰中ってわけでもなく

うちのご住職の南無妙法蓮華経はなかなかカッコいいいですが

そんな位です。

日蓮さんの島流しのお話は

宗教信仰熱が篤くなり過ぎて(それは自由でいいけど)

この教えだけが正しいとかね

他は間違ってるとか極端に激しくなると

イスラム過激派とキリストの争いのような

で、なんのための神様ですか~?

血をみてまでもうちの神を信じろってのは

どうにもクレイジー┐(´д`)┌

 

そういう目で見ちゃうから宗教の話も学校で学んだ程度しか知らないので

本でも買って勉強してみようかな~って思います。

四国から開拓にきた地域だけど

うちの村には真言宗と浄土真宗のお寺のみ

だから隣村のお寺の檀家なんですね、うち。

四国では稀でしょう、法華宗。

面白い。

今度時間あるときに住職さんに聞いてみましょう。

日蓮お上人の足元で瀬戸内の海を眺めながらそんな事を思いました。

信仰心はひとそれぞれ

あの世はないと思っている私ですが

大切な人を失った時

その教えや導きは心の支えになりますよね。

初めての愛馬ハイジを亡くした時は

虹の橋を渡って幸せに暮らして

私がそちらに行った時には真っ先に駆け寄って来てくれるって話に

本当に救われましたもの。

子供の頃は地獄絵図を端から端まで食い入るようにみて

生きたまま焼かれたり皮を剥がれたり大きい釜に放り込まれたりしたくないから

絶対地獄には行きたくないから良い子でいよう!って思ったもんです(笑)

さ~どんなにゆっくり巡っても

フェリーの出航時間まで2時間もある。

なんて贅沢な旅なんでしょう~って思いながら

お上人さんにお礼をしてお賽銭を入れて

出発

イノシシ~

遇いたくないからチリンチリン自転車のベル鳴らしながら進む(o-∀-o)

みかん

夏に来たらセミがいっぱい鳴いて

みかんがいっぱい生って

そして暑いんだろうな~って思いながら

 

俵石

休憩して(時間つぶして)

鬼の館

フェリー乗り場着

自転車を返却して

男木島行きのフェリーを待つ

予報は雷雨

サービスでもらったカッパをカバンに詰め込んで

男木島へ向かいました。

 

 

 

 

・・・・・・・・・・つづく

 

 

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鬼の洞窟へ

2023-04-28 21:38:03 | Diary

朝ごぱんはドイツ人のご主人が焼いたパンチのあるドイツパンのホットサンド

曇りがちですが

瀬戸内海を眺めながらの朝食なんて贅沢~♪

そしておいちかった❤

で、おススメ周遊コースを教えてもらって

歩けいて行けるかな~って聞いたら

けっこうな坂道だからレンタル自転車で行くのをお勧めします(`・ω・´)b

って言われたので

「鬼の館」へ行く。

中に入って掃除機かけてたおじさんに

おはようございま~す!って声をかけたけど無反応💧

おはようございま~す!

すいませ~~ん!!

って言ったら掃除機かけたまま振り向いたので

自転車借りにきました!

って言ったら

「1500円」って言ってカウンターを見る

私も見てみたらいつの間にか違うおじさんが座っていたので

自転車貸してください♪って1500円払って

自転車の方へ行ったら

「山の方暗いやろ~雨降るけん、う~んとMでいいかな。はいカッパ。サービス♪」

ってカッパをくれて初めて乗るアシスト自転車の乗り方を教えてもらって

出発~!

すぐに鳥居があったので

お参り

海が見渡せて絶景!

(晴れてたら200点満点間違いなし!)

ちょっと霧雨降って来たけどぐんぐんコグとぐんぐん進む!

こんなにパワーたっぷりだとは思わなかったからびっくり!

すご~いすご~いスイスイや~~~!!言いながらグネグネ山道を上ったら

いた!鬼!

受け付けの人に案内されて石の階段をのぼって洞窟前着♪

そしてら受付の方が「暇やから案内しましょか~。」って言ってくださったので

案内してもらいました♪

鬼瓦

 

監禁室には

女の子が💧

なぜか仲直りしてる鬼と桃太郎

ちょっと愛嬌のある鬼のボス

笑顔で見送ってくれた鬼たち

本当は悪いやつらではなかったのかもしれない。

岡山では悪行をしまくっていた温羅たちが鬼役になってますけどね~

で、面白かったのが

家来の犬、猿、キジたちの由来

備前(岡山)犬家出身、高松の南 猿王出身、高松の西 鬼無町(キナシキナシキナシ・・・キジ!)の家来 

だそうで、大変お勉強になりました。

伝説って深くて面白いですね~♪

神話だった桃太郎伝説を脚色したのは1200年ほど前の菅原道真公だそうで

こんなにも長い間語り継がれ歌もみんな歌えますもんね~

すごいわ~

そういえば吉備津駅に向かう電車の停車音は「も~もたろさんももたろさん♪」でした♪

瀬戸大橋を渡ったマリンライナーは「瀬戸の花嫁」

思わず口ずさんじゃった♪

大きめリュックしょって桃太郎や瀬戸の花嫁を口ずさむ変なおばさん(笑)

旅の恥は搔き捨てなんかじゃない。

訪れた土地とそこに暮らす人へのリスペクト。

こんなにいい所なんですね~楽しませてもらってますよ~♪ってね♪

こちらは500万年前に火山が噴火した時にマグマが冷えて固まったものだそうで

「柱状節理」という切り口が五角形の天然記念物。

洞窟は100年ほど前に当時の男木島小学校の先生が発見したんだって。

500万年前って先に聞くと100年前なんてすぐ最近の気がしちゃう( ̄ー ̄)

元々は2000年前から人の手によって掘られた続けていて

大阪城の石垣にも運ばれたんですって~!

それはまた弥生時代から440年ほど前の話

歴史の深さと尊さに浸りながら

展望台へ

ふふ

ま、幻想的でした!

で、写真撮ってくれました(笑)

この瞬間笑ってなかっただけで

ずっと笑いっぱなしで楽しかったんですよ♪

なのでお返しに撮りました(笑)

楽しい時間をありがとうございました。

あとで宿の奥ちゃまに聞いたら

もとは瀬戸内海を航行していた船長さんだそうです。

色々教えていただいて感謝です♪

どうかお元気で洞窟を守っていてくださいね~!

 

旅は一期一会

 

 

 

・・・・・・・・・・つづく

 

 

 

 

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女木島へ

2023-04-26 21:19:30 | Diary

駅を出て高松港への道案内看板に従って歩いてたら

案外近くてすぐ到着

これがめおん号か♪

思っていたより大きい

そして安い!

そしてガラガラ💧

これでは赤字でないかと余計な心配をしてしまいますが

(のちに聞いたらシーズンになると「積み残し」と言われる乗り切れない人たちがたくさん出て

めおん号2号(ちょっと古い船)が出港するほどだそうでちょっと安心🚢)

ちょ~~っと雲に霞んでるけど

ぷかぷか浮かぶ瀬戸内の島たちに感動すること20分で

 

鬼が見張ってる鬼ヶ島(女木島)に到着!

本当に上陸しちゃったわよ~♡

モアイ像

イースター島の倒れてしまったモアイ像を立て直すっていうプロジェクトのテスト実験用に

作られた本物のモアイと同じ凝灰岩で作られていているそうですよ

すげ~~~!って感動しながら男木島に向かうめおん号を見送って

宿はあっちかな~っとふらふらと歩き出す♪

と神社発見

立ち寄ってお賽銭いれて手を合わせる。

神社からは海が見えて最高^^

そして忠魂碑に猫ちゃん

おお

見守ってるのか

なかなか貫禄がよろしい(`・ω・´)b

そしてまた少し歩いて

海を眺め

島を眺め

行き交う船を眺めて

島暮らしを想像する

こういう生き方もあるんだな~と

宿着

窓からの眺め

素敵過ぎた!!

荷物を下ろし身軽になって

歩いて島を散策

空き家が多いな~

可愛いのにな~

学校はもう廃校っぽいな~

子供がいないのかな~

なんて思いながら宿に戻りシャワーをあびて

キレイな瀬戸内の海を眺めながらの夕飯

なんて贅沢な時間でしょう♪

オーナーさんは想像と違って若いご夫婦

今はご主人不在で奥さまだけだったので

どうして女木島へ?って質問から話に花が咲き

アジア一人旅(1か月後の帰りのチケットだけ予約して度に出たそうな!すごい!)

そして四国お遍路の旅、メキシコ旅でのエピソード(もちろん一人旅!)

女木島への移住、ご主人との出会いと結婚❤

ま~面白くて興味津々で本当に楽しい時間でした。

アジア旅とお遍路の最中に書き続けていたという日記を借りて部屋に戻り

読ませてもらいながらその行動力とその時々に感じたことに共感をしたり

この若さでそれに気づけたなんて立派だな~って感心したりして

いつの間にか波の音に引き込まれて就寝。。。

 

明日は鬼退治に行くぞ。。。

 

 

 

 

 

 

・・・・・・・・・・つづく

 

 

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瀬戸大橋

2023-04-25 21:43:57 | Diary

路面電車の乗り方~は

まあ開いたドアから入ればいいのだけど

お金の払い方がわからなくて函館でも乗れずじまいでした

(案外消極的( ̄▽ ̄;))

でも今回はその消極的を克服すべく(大袈裟)

勇気を出して乗り込んで他のお客さんの様子を伺ってると

切符を取ってそのまま座っている。

するとアナウンスで岡山城へは城下で降りるのと

料金は120円(安っ!)で降りる時に払ってくださいみたいな事を教えてくれた❤

ありがたや~♪

で、「じょうか」かと思ったら「しろした」と読む城下で下車して

あとは看板を頼りに岡山城を目指して歩いていたら

ありました!

これは旭川をまたぐ橋の上から撮りました。

橋を渡ったら茶屋が3件ほどあったんだけど

外国人観光客で貸し切り状態だったので

先に県立博物館へ行ってみました。

岡山の歴史をふむふむ。

「名刀 福岡一文字の光彩」って特別展もやっていて

見に行ったけど

刀好きな人にはたまらないようで

ガラス越しに「じ~~~~~~~~~っ」っと刀を見つめている人たちを

ワープして外へ出ました。

そして人がまばらになった茶屋へ♪

向こうに岡山城を眺めながら

美味しいぜんざいを頂いてのんびり過ごし

岡山城へ~

黒壁でご立派!

昨年「令和の大改修」を終えたばかりだそうで新築そっくりさ~ん♪です✨

中の展示も詳しく凝っていて面白く歴史をお勉強できるようになってます(`・ω・´)b

中でも私が一番興味を持ったのが「豪姫」の生涯。

豪姫の小袖下小布の前で色んな事を想像して

時代に翻弄された豪姫と秀家に想いを寄せると

八丈島に行きたくなっちゃうね~💧

日本にも行きたいとこいっぱいや~ん♪

学校でさらっと歴史は学んだ程度で

ぜんぜん詳しくはないけれど

知ってその時代に想いを馳せるのはまた楽しいもんだと思いながら

城下駅に戻り

桃太郎通りを路面電車に揺られて岡山駅へ

さ~いよいよ瀬戸大橋を渡りますよ~

切符をどうやって買いましょう~

普通に「高松1550円」って書いてあるけど

そんな安いわけないじゃん

きっと違う高松に行っちゃって焦るに決まってる!と思って

駅員さんに聞いたら「高松行き1550円の切符を買ってください。」と言う。

え?高松って四国の香川の高松ですよ?瀬戸大橋渡って!って言ったら

「はあ…そうですよ。高松行きの切符を買ってマリンライナー瀬戸大橋線に乗ってください。」

え~~~瀬戸大橋渡るのに普通の切符でいいんだ~しかも1550円で!

地元の人たちには普通のことなんだな~なんて感心しながらホームを探し

ちょうどやっていたマリンライナーに乗り込む。

お♪席空いてるし♪と着席。

まもなく出発~~~~♪と~なんと後ろ向きに走り出したよ~~~!

思わず「そっちか~~~い!」と声が出てしまった~!

進行方向と逆に座ってると酔っちゃうのよΣ(゚д゚lll)

これじゃ~せっかくの瀬戸内の海を楽しめないじゃん~と

次の駅で席替えしようと場所の品定め

下りそうな人をロックオンして

下車したとたん席移動~無事完了!

あら~海が見えて来たな~と思ったら普通に大橋渡るんだもんね~

(当然だけど)

案外足?鉄の足が多くてうまく写真は撮れなかったけど

海にぽかぽか浮かぶ島々に感動して

ここに自分がいる不思議に感謝して

高松駅に到着したのでした♪

 

 

 

 

 

・・・・・・・・・・つづく

 

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吉備津神社

2023-04-24 21:15:15 | Diary

いつもより寝坊の出来る朝なのに

勝手に4時過ぎに目が覚める。。。

え?もうお年寄り?💧

もうちょっと~と布団にもぐって身体を休めてから

身支度をして部屋を片付けて出発

右に行けば岡山駅

岡山駅は空港より大きくて迷いそうだな~

左に行けば次の駅に辿り着けるかも~と思って左へ

線路を探す

と、目の前にリュックをしょった人が小走りしている

むむ!駅に向かっているのではないか?!と思って追跡

ふらっと左の脇道に入ったのでついて行ったら

おお!線路じゃん!やっぱりそうなんや!と確信

と道が途絶えまた大通りへ戻った~ので私も戻る

その人は速度を増して明らかに急いでいる

時間ギリギリなんかな~

だとしたら切符買ったりしてて目の前で電車に行かれたらショックだな~と

思いながら私もちょっと走る

その方、さらにスピードを上げ

え?私から逃げてる?私怪しい?って不安になったとこで

見失った~~~~Σ( ̄ロ ̄lll)ガーン

と!左に

駅発見!!!

やった~♪

人が2人ホームにいて

もう1人が切符買って自動改札に通してたので

マネをしてゲット(`・ω・´)b

さっきの小走り兄ちゃんはいなかったから

違うとこで遅刻しそうだったのか

私がキモかったのかは不明

でもおかげ様で電車に乗って

吉備津駅着

神社に向かって歩く

看板に従うまでもなく

じゃ~~ん!

ここでもリュックの人がたくさん(笑)

私もリュック

そして目的地は間違いなく一緒

ずっと一緒にいてもなんなので遅れをとる。

夏には田んぼになるんでしょうかね~

キレイでしょうね~

で、到着!

壮大で素敵過ぎ!

母が亡くなってから

神も仏も信じてないのに何度も手を合わせている自分を不思議に思いながら

桃太郎伝説と鳴釜神事に心を寄せる

吉備津彦命は温羅を成敗。

吉備津彦命が桃太郎で温羅が鬼で桃太郎伝説になる

はねた温羅の首は何年も唸り声をあげて

それを鎮めるために温羅の妻阿曽姫が釜を焚き今では巫女が釜を焚くそうな。

温羅が本当に悪事を働いていたのかどうかは怪しい伝説もあって

となると温羅の恨みと阿曽姫の哀しみは深いだろうな~

怖いってより可哀想なお話ですね~

って茶屋でお団子をいただく

自転車に乗って来たおじいちゃんとお店のお母さんのやり取りを聞きながら

穏やかな気持ちになる

こんな日常があるんだね~

きび団子とキジ団子入りの桃太郎うどんもいただいて

吉備津駅発岡山行きに乗り

広~~~い岡山駅をさ迷って地上に出て

札幌にも函館にもあるけど乗ったことがない路面電車に乗って

岡山城へ向かいました。

 

 

 

 

もう眠いので・・・・・・つづく

 

 

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