天体写真メモ

天体写真を撮る上でわかったこと、気がついたことをメモしていけたらいいかな?

USB Power Delivery(USB-PD)

2020-10-20 12:54:23 | 天体写真
USB Power Delivery(以後 USB-PD)というなんだかとんでもない規格がしばらく前にできたのだが、対応する機器が出揃ってきたので、この規格を使ってACアダブタやバッテリーなど普段持ち運んでいるものを減らしてみる気になった。
 ちなみに、USB-PDは5V・9V・12V・15V・20Vの電源の規格で最大100Wまで供給できる(実際の対応は機器によるらしい)。何Vの何Wに対応しているかをちゃんと確認すれば1つで様々な機器の電源として使用できる(コードもコネクタの形状やPDへの対応とVを確認して選ばないといけないが)。
 さて、揃えたのは以下(写真)。
  ① AC電源用PDチャージャー(5~20V 65W USB-A付き)
  ②シガー用PDチャージャー(5~20V 63W USB-A付き)
  ③PD対応モバイルバッテリー(5-20V 54.45W USB-A付き)
  ④USB-C ⇒ LetsNote用コネクタ(20V出力 ※1) ケーブル
  ⑤USB-C ⇔ USB-C ケーブル
  ⑥USB-C ⇔ USB-A ケーブル
  ⑦USB-C ⇔ micro USB ケーブル
 使い方は、
  ① or ② or ③ ⇒ ⑤ ⇒ PD対応のノートPC(ThinkPadや最新のLet'sNote など)or 携帯電話等 or Raspberry Pi4(!)
  ① or ② or ③ ⇒ ⑦ ⇒ タブレット or Bluetoothヘッドセット等
  ① or ② or ③ ⇒ ⑤ ⇒ ④ ⇒ うちにあるLet'sNote
 なんて感じで様々な機器に、AC, シガー,モバイルバッテリーから充電できる。高速充電に対応していれば大抵はMaxスピードで充電。
 また、
  ① or ② ⇒ ⑤ ⇒ ③
 という感じでモバイルバッテリーへの充電も3時間半で充電できてしまう。これは素晴らしい!
 ちなみに、Let'sNoteは16Vで給電であり、Webで探すと15V用のコードで充電で来たという報告が見つかったので最初は15Vのコードを購入したが充電できず。そこで20Vのコードを追加購入して試したところ動作した。19Vで給電したら壊れたという報告も見たことがあるのでマネするなら自己責任で。
※訂正 その後19Vで運用していたら電源が落ちてしまった。ランプは着いていて、PCの画面でも充電中と出ていたが実際には充電できていなかったようだ。15Vのコードで再び試すと指し方によってはランプがつく。コネクタの接触に問題があるようだ。ランプがつくとしっかりと充電されるので15Vでの充電が正解のようだ。
 
もう一つ、規格上は可能だが実際にはモバイルバッテリーではノートPCを動かすつもりはないし、今のところ試していないのであしからず。①、②からLetsNoteへの給電はどちらも動作した。もう一つ、過去に投稿したRaspberry Pi4 もUSB-PDでの給電なので動作するはずだ。やがては④,⑥、⑦不要になるだろう。
 あぁ・・・ もう一つ、天体写真用に買った110000mAH/407Whの電源にもPDの出力がある。またシガー形状の12V出力もあるので車での天体観測でももちろん、旅行などでもいろいろ役に立ちそうだ。
 


最新の画像もっと見る

コメントを投稿