天体写真メモ

天体写真を撮る上でわかったこと、気がついたことをメモしていけたらいいかな?

USB-PD その2

2020-12-03 08:18:40 | 天体写真

USB-PDにちょっとハマッてしまっている。

前回購入した

これらのPD機器は、5V,  9V, 12V, 15V, 20Vの出力をサポートする。
接続される機器が「5Vをください」とか「12Vください」いう信号を出すことで要求された電圧を供給するようだ。

前回購入したケーブルはその仕組みを利用してケーブルのコネクタ部分に入っている小さな基盤が「xxx Vください」と上記の機器に伝え、送られてきた電圧を逆側のコネクタに繋がっているPC等に送ることで必要な電圧のACアダブタの代わりをするのだ。


さて、今回は、

こんなものを買った。右側についている小さな基盤(コードも別途購入して基盤にはんだ付けしてある)である。
この2つ、用途は同じであり、動きも全く同じと思って買ったものだが、実際には微妙に違う。

どちらも、基盤にUSB-Cのコネクタと小さなボタンがついてる。このUSB-CのコネクタにUSB-Cのケーブルを繋いで上記の機器に繋ぐと、はんだ付けされたケーブル側に、まず5Vを発生し、その後ボタンを押すたびに9V,  12V, 15V, 20V と順に切り替わるのだ。

違いは、緑の基盤(ZY12PDN)は、PCにボタンを押しながらつなぎ、その後ボタンを操作することで、出力する電圧を上記のどれかに固定することが可能であり、青い基盤(PD005)は、やはりPCにボタンを押しながらつなぎ、PC側のファーム書き込みソフトで基盤のファームウェアを書き換えることで、やはり出力電圧を上記のどれかに固定できるのである。


取り敢えず、緑の基盤の方を12Vに固定してみた。

たしかに12Vになっている。いいぞ~。

もう一方は送られてきたままで測定。まず初期状態。

確かに5Vになっているようだ。ボタンを押してみる。

お。9Vになったぞ。もう一度ボタンを押す。

12Vになった。もう一度ボタンを押す。

15Vに変わる。さらにボタンを押す。

20Vになった。LEDの色は、5V(赤)、9V(緑)、12V(青)、15V(紫), 20V(白)と変化する。機器が対応していれば7V(黄)、10V(薄青)も出力できるようだ。

ちなみになぜ緑側の基盤を固定にしたかと言うと、緑側の基盤は 5V(赤)は同じだが、その後は単純に電圧が上がるたびに黄、緑、薄青、青、紫、白と変化し、対応する電圧が今回の機器の様に4つなら薄青(20V)のつぎに赤に戻る仕様なので、別の電圧に対応した機器を買うと、色と電圧の対応が代わり混乱しそうだったからだ。ちなみに12Vの固定電圧が欲しかったのでどちらかは12V固定にするつもりだった。

さらに、

こんなもの(コネクタの変換34種(笑))を買ったので、家の中で使っているACアダブタはほぼすべて対応できるようになった(自己満足の世界^^;)

天体写真から結構離れてしまった感がある。無理やりまとめると(笑)、最近、天体写真を取る際にはとにかく非常に多くの電子機器を持ち歩く。すべて同じ電圧ならいいが、それぞれ電圧が違うため変圧機器を沢山持ち運ぶことになる。

USB-PD用の出力装置は汎用で、今後広い範囲で利用される可能性が高いため、多くのメーカーか参入、とても小型で安いものが提供されつつあり、こういった我々の悩みを解決してくれる救世主なのだ。

おしまい。


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