真似屋南面堂はね~述而不作

まねやなんめんどう。創業(屋号命名)1993年頃。開店2008年。長年のサラリーマン生活に区切り。述べて作らず

『FBI心理分析官〈2〉―世界の異常殺人に迫る戦慄のプロファイル』を昼食後に読むという暴挙

2010-03-18 | 読書-現代社会
『FBI心理分析官〈2〉―世界の異常殺人に迫る戦慄のプロファイル』
原書名:I HAVE LIVED IN THE MONSTER
(Ressler,Robert K.;Shachtman,Tom) レスラー,ロバート・K.、シャットマン,トム【著】
田中 一江【訳】
早川書房 (2001/03/15 出版)

翻訳作品集成~ロバート・K・レスラー

Robert Ressler's official site

本書を読んでの興味は、「本邦プロファイリング事情は如何に?」

島根大学生遺棄:捜査にプロファイリング 専門家派遣 ←という記事があったのだが、予約投稿してたらもう消えてしまったか・・・。
‘捜査関係者によると、捜査本部の依頼を受けた警察庁がプロファイリングの専門家を現地に派遣し、遺体発見現場などを訪れたうえで分析に協力しているという。’
さらに、
‘米連邦捜査局(FBI)は1970年代に、日本の警察庁科学警察研究所は94年に、研究に着手。最近は都道府県警の科学捜査研究所も取り組む。警察庁によると、04年に都道府県警が実施した件数は48件で、08年には170件に増えた。’
~のだそうだが、成果についての報道はあるのかな。
研究段階?

どうもねえ、神戸のサカキバラ事件の際のドタバタの印象が強いもんで、あてにならないという受け止めになってしまっているのよ。
関係者の引退を待たないと明らかにならないのかな...

wiki/プロファイリング 日本の場合
wiki/犯罪心理学

警察の研究員出身の学者がいた: 法政大学文学部心理学科 犯罪心理学研究室

出身の学習院にもご出講(これは2006年度か): ※心理学特殊研究8(認知心理学特論2)―犯罪捜査の心理学―

だいたい、この『FBI心理分析官<2>』というのは、日本向けかね?
前編を読んだとき、「やがては日本でもこういう事件が起きるのだろうか」と思ったものだったが、2001年刊の<2>では、日本の事件も多く取り上げられていて、すっかり追いついたかも?

地下鉄サリン事件を扱った最終章、「地下鉄のハルマゲドン」は、まったく他人事ではなかったしな。
ハルマゲドンの予行演習

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