早すぎた男 南部陽一郎物語 時代は彼に追いついたか

『早すぎた男　南部陽一郎物語　時代は彼に追いついたか』（中嶋　彰）：ブルーバックス　製品詳細　講談社BOOK倶楽部

第１章　福井の神童
第２章　東大理学部305号室の住人
第３章　天国か地獄か、米プリンストン
第４章　自発的対称性の破れ
第５章　南部理論が生んだヒッグス粒子と電弱統一理論
第６章　クォークめぐるゲルマンとの対決
第７章　ひも理論VS量子色力学
第８章　「予言者」南部とノーベル賞
第９章　福井新聞記者が見た南部の素顔
第10章　生涯、現役の科学者

須藤靖教授評
「早すぎた男 南部陽一郎物語」書評　独創的ゆえ苦労 先駆者の素顔｜好書好日

【早すぎた予言者　南部陽一郎】「福井の神童」が素粒子物理学の世界で挫折を味わった頃（大栗 博司）

【早すぎた予言者　南部陽一郎】「対称性の自発的破れ」が生まれた充実のシカゴ時代（大栗 博司）

【早すぎた予言者　南部陽一郎】「魔法使い」はノーベル賞を半世紀も待たされた（大栗 博司）

発見や仮説の提示等で先行したことをきちんと世界の研究者業界に認めさせるためには、同僚や弟子たちが汗をかいて、論文集を出しておいたりなどする必要がある場合も、ということね。