真似屋南面堂はね~述而不作

まねやなんめんどう。創業(屋号命名)1993年頃。開店2008年。長年のサラリーマン生活に区切り。述べて作らず

米原万里さんのすごい書評集に打ちのめされる 『打ちのめされるようなすごい本』

2010-04-20 | 読書-エッセイ/小説etc
『打ちのめされるようなすごい本』
米原 万里【著】
文藝春秋(2006/10/15 出版)

「打ちのめされるようなすごい本」に打ちのめされる
"同時に、グっと胸に詰まるのが、ガン関連の本の書評。「私が10人いれば、すべての療法を試してみるのに」「万が一、私に体力気力が戻ったなら」といった語句のすきまに、あせりのようなものが読み取れているうちに、ブツっと途切れる。"
うーん。

試稿錯誤 by 古井戸さん

過去エントリから:
『心臓に毛が生えている理由(わけ)』
司書の先生に筋を説明しなきゃ、というので気合を入れて読むことで鍛えられた子どもたち。
『心臓に毛が生えている理由(わけ)』所載の「ドラゴン・アレクサンドラの尋問」の思い出に本書でも言及される。効果絶大。

近年、日本では学校の図書館は予算が後回しにされて惨憺たるもので…という話も聞く。
いけませんな。

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