Grass roots
『連合軍捕虜の墓碑銘』
笹本 妙子【著】
草の根出版会 (2004/08/09 出版)
第1章 出土した「認識票」の謎
第2章 玉音放送の後に殺されたパイロット
第3章 暴君が支配した収容所―大森収容所
第4章 地獄の航海
第5章 戦犯だった祖父と向き合って―釜石収容所
第6章 秘密の収容所―海軍大船収容所
第7章 相寄る魂―函館収容所の少年通訳
第8章 和解と癒し―元捕虜たちとの対話
英連邦軍では戦死者はその土地に葬ることになっているので、ということらしい。
世界中に植民地(からコモンウェルスのメンバーになった国)を持つゆえのことかな?
いまでも?
墓地には、戦後セクションもあるそうなので。
静寂の別世界 英連邦戦没者墓地
英連邦戦死者墓地@「児童遊園地前」
英連邦軍将兵の捕虜が随分多かったのだな、ということで、国別の捕虜人数はどうかと思い、検索してみると:
第159回国会(常会) 答弁書 答弁書第一八号 平成十六年六月四日
十について
お尋ねの我が国が先の大戦において拘束した連合国の捕虜、民間抑留者及び中立国の抑留者の人数等について、「俘虜取扱の記録」(昭和三十年十二月総理府俘虜情報局作成)によれば、次のとおりである。
1 連合国の捕虜については、「太平洋戦争中捕獲された連合国軍ふ虜は約三十五万名で、このうち約三万三千名は、病死或は船舶輸送途中遭難によつて爆死又は海没し、約十八万名は原住民ふ虜であつた。その後逐次解放して昭和二十年八月(終戦時)のふ虜総人員は約十二万八千四百六十三名」と記録されているが、その国別の総数及び帰還者数と死亡者数の内訳については記録されていない。
「そういう記録がないもんで、分りませーん」というのが敗戦国政府のお答。
戦争に負ける(それも無茶苦茶な負け方)というのは、そういうことなのか。
で、民間有志の出番になるわけか。
活動家という肩書にされちゃったけど、いずれにしても「近隣のおばさまはあなどれない」ということで・・・。
特集「世界が尊敬する日本人 part2」 田村佳子(活動家)/笹本妙子(活動家)/戦争捕虜の魂を救う
2009年06月29日
本書は、保土ヶ谷の墓地についての本、ではなくて、連合軍の捕虜で抑留中に亡くなられた方全般についてのもの。
ま、日本に墓地が残っているのは英連邦軍関係者なので、保土ヶ谷の墓地がそれを象徴していることにはなるけどね。
第3章 暴君が支配した収容所―大森収容所
では、本人が手記などを出版してすでに実名を公表している場合は、「暴君」の実名も記載。
そうでない人物は、2代の所長でもイニシャル表記としている。
主計軍曹だった八藤氏(本書中にもご登場)とはスタンスが異なる。
POW研究会トップ>活動報告>会員の動静>笹本妙子・田村佳子会員 世界が尊敬する日本人100人に
神戸海星女子学院大学/卒業生メッセージ
『連合軍捕虜の墓碑銘』
笹本 妙子【著】
草の根出版会 (2004/08/09 出版)
第1章 出土した「認識票」の謎
第2章 玉音放送の後に殺されたパイロット
第3章 暴君が支配した収容所―大森収容所
第4章 地獄の航海
第5章 戦犯だった祖父と向き合って―釜石収容所
第6章 秘密の収容所―海軍大船収容所
第7章 相寄る魂―函館収容所の少年通訳
第8章 和解と癒し―元捕虜たちとの対話
英連邦軍では戦死者はその土地に葬ることになっているので、ということらしい。
世界中に植民地(からコモンウェルスのメンバーになった国)を持つゆえのことかな?
いまでも?
墓地には、戦後セクションもあるそうなので。
静寂の別世界 英連邦戦没者墓地
英連邦戦死者墓地@「児童遊園地前」
英連邦軍将兵の捕虜が随分多かったのだな、ということで、国別の捕虜人数はどうかと思い、検索してみると:
第159回国会(常会) 答弁書 答弁書第一八号 平成十六年六月四日
十について
お尋ねの我が国が先の大戦において拘束した連合国の捕虜、民間抑留者及び中立国の抑留者の人数等について、「俘虜取扱の記録」(昭和三十年十二月総理府俘虜情報局作成)によれば、次のとおりである。
1 連合国の捕虜については、「太平洋戦争中捕獲された連合国軍ふ虜は約三十五万名で、このうち約三万三千名は、病死或は船舶輸送途中遭難によつて爆死又は海没し、約十八万名は原住民ふ虜であつた。その後逐次解放して昭和二十年八月(終戦時)のふ虜総人員は約十二万八千四百六十三名」と記録されているが、その国別の総数及び帰還者数と死亡者数の内訳については記録されていない。
「そういう記録がないもんで、分りませーん」というのが敗戦国政府のお答。
戦争に負ける(それも無茶苦茶な負け方)というのは、そういうことなのか。
で、民間有志の出番になるわけか。
活動家という肩書にされちゃったけど、いずれにしても「近隣のおばさまはあなどれない」ということで・・・。
特集「世界が尊敬する日本人 part2」 田村佳子(活動家)/笹本妙子(活動家)/戦争捕虜の魂を救う
2009年06月29日
本書は、保土ヶ谷の墓地についての本、ではなくて、連合軍の捕虜で抑留中に亡くなられた方全般についてのもの。
ま、日本に墓地が残っているのは英連邦軍関係者なので、保土ヶ谷の墓地がそれを象徴していることにはなるけどね。
第3章 暴君が支配した収容所―大森収容所
では、本人が手記などを出版してすでに実名を公表している場合は、「暴君」の実名も記載。
そうでない人物は、2代の所長でもイニシャル表記としている。
主計軍曹だった八藤氏(本書中にもご登場)とはスタンスが異なる。
POW研究会トップ>活動報告>会員の動静>笹本妙子・田村佳子会員 世界が尊敬する日本人100人に
神戸海星女子学院大学/卒業生メッセージ