真似屋南面堂はね~述而不作

まねやなんめんどう。創業(屋号命名)1993年頃。開店2008年。長年のサラリーマン生活に区切り。述べて作らず

「エッ勝手リーナ」米原万理さんのルーツと「毛深い家族」のものがたり

2008-11-17 | 読書-2008
bunshun.『終生ヒトのオスは飼わず』
米原万里
20070530
5月25日の一周忌にあわせて刊行されたという、亡き「エッ勝手リーナ」の雑誌原稿を集めた最後のエッセイ集。ご両親と「毛深い家族」(犬猫多数)のものがたり。

小関智弘氏が記されていた「新聞配達先のお嬢ちゃんたち」(9/16参照)の前後?の写真も掲載されていたわ。

しみじみ。
南伸坊さんによる表紙絵、インパクト強過ぎかも。(←絶賛してます)

(例によって話逸れるが)
共産党員だった父君が戦前戦中、「地下に潜っていた」話が繰り返し出てくる。子供は確かに「地面の下で生活する?」イメージを持つわな。

うちの子らも、小さい頃ニュースをめぐる話題で、「首切り/首を切られる」は本当に首(本当は頭)を切り落とされるのかと思っていた節がある。
さらに、「会社がつぶれる」というのは、どうやら建物ががらがらっと崩壊するイメージで捉えていたようだぞ。前世紀の話だが。
今世紀、いずれも実際にそういう目に遭われた方がおられるな。恐ろしい世の中だこと。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 長城堀口九萬一とその家族 ... | トップ | 自分は易しい方に就く。済ま... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

読書-2008」カテゴリの最新記事