真似屋南面堂はね~述而不作

まねやなんめんどう。創業(屋号命名)1993年頃。開店2008年。長年のサラリーマン生活に区切り。述べて作らず

閃光を上空から見下ろした者と、地上から見上げた者

2008-10-22 | 読書-2008
『閃光を見た人びと 見上げた者と見下ろした者』G.V.ウォレビー(著)/渋谷徹(訳)/新泉社1985年
新泉社サイト

著者Dr Glenn Van Warrebey は心理学者だそうで、
‘広島に原爆を投下したエノラ・ゲイの元搭乗員たちと継続的に会い、自らの巨大な破壊行為をどう説明し、どう心理的に処理しているのかを観察し続けてきた著者は、1984年来日し、被爆者たちと面接、40年後の心理的傷痕を追跡。被害者と加害者の双方を取材した記録である。’(新泉社サイトから)
だ、そうである。
米国人にしては(?)ユニークな試み。

原題・邦題ともセンスあると思う。
(中味に関して詳しく評論する力はないので、タイトルの印象だけ語るという、いつものパターン…)
その時点からさらに20余年経過し、原爆投下機の搭乗員らも次々と鬼籍に入る昨今、いかがお過ごしですか...

5月に何度か書いた原爆の話題に関連するが、
5/11エントリ
その際、「へえ、初めて知ったわ」と思った事項で、1985年刊の本書に既に出ていたことが一つや二つではない。
図書館の棚にはずっとあったのだと思うが、今般初めて目に留まる。
絶版で世間からは忘れられた本だ(と思う)が、侮れないぞ。

内容を紹介しているブログがあった

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« そりゃ語るでしょう~お食事... | トップ | あいさつは大切だ~サルの社... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

読書-2008」カテゴリの最新記事