片桐はいりのエッセイ第2作。
新聞紙上で詩人が絶賛していたのを見て知り、朝一番で図書館で押さえる。
タッチの差だったようで、あとで見たら後ろに行列ができていた(システム上の話です)。
前作「わたしのマトカ」も読んだ記憶があるが、内容は全く覚えていない。
「大学院まで出したのに雑貨屋になった」と父君を嘆かせた弟は、メキシコの南隣グアテマラでスペイン語の先生と結婚して学校と薬店を経営、日本人滞在者・旅行者のお助けハウス的役割を果たしている、といってもよいかな。
年上で連れ子ありの奥さんが校長先生。
こういう学校:
グアテマラの古都アンティグアにあるスペイン語学校「アタバル」
インテリの父は、弟の持ち込んだグアテマラコーヒーが気に入り、焙煎にまで手を広げる凝りようで、家族にうまいコーヒーを振舞う。
がりもりがりもりという表現が大いに気に入ったので、今日のタイトルに採用!
だってさ、そんな感じじゃん。
今は亡き父君への思い、働きっぱなしだった母堂への思い、普段は遠く離れた弟一家への思い・・・、なかなか読ませる。
幻冬舎は優れた書き手を発掘したね。(マトカも同社)
新聞紙上で詩人が絶賛していたのを見て知り、朝一番で図書館で押さえる。
タッチの差だったようで、あとで見たら後ろに行列ができていた(システム上の話です)。
前作「わたしのマトカ」も読んだ記憶があるが、内容は全く覚えていない。
「大学院まで出したのに雑貨屋になった」と父君を嘆かせた弟は、メキシコの南隣グアテマラでスペイン語の先生と結婚して学校と薬店を経営、日本人滞在者・旅行者のお助けハウス的役割を果たしている、といってもよいかな。
年上で連れ子ありの奥さんが校長先生。
こういう学校:
グアテマラの古都アンティグアにあるスペイン語学校「アタバル」
インテリの父は、弟の持ち込んだグアテマラコーヒーが気に入り、焙煎にまで手を広げる凝りようで、家族にうまいコーヒーを振舞う。
がりもりがりもりという表現が大いに気に入ったので、今日のタイトルに採用!
だってさ、そんな感じじゃん。
今は亡き父君への思い、働きっぱなしだった母堂への思い、普段は遠く離れた弟一家への思い・・・、なかなか読ませる。
幻冬舎は優れた書き手を発掘したね。(マトカも同社)