真似屋南面堂はね~述而不作

まねやなんめんどう。創業(屋号命名)1993年頃。開店2008年。長年のサラリーマン生活に区切り。述べて作らず

地球外生命 アストロバイオロジーで探る生命の起源と未来 小林憲正 2021/12

2023-06-23 | 読書-自然科学

地球外生命 -小林憲正 著|新書|中央公論新社

生命はどう生まれたか。アミノ酸などが生成する過程と生物誕生の間に何があったか、いまだ明らかではない。しかし、現在その空白は、宇宙で作られた有機物が埋めるという見...

 


第1章 地球外生命観―古代ギリシャから今日まで
第2章 生命の誕生は必然か偶然か
第3章 知的生命への進化―地球をモデルケースとして
第4章 火星生命探査
第5章 ウォーターワールドの生命
第6章 タイタン 生命概念の試金石
第7章 太陽系を超えて
第8章 生物の惑星間移動と惑星保護
第9章 地球外生命から考える人類のルーツと未来

中公新書
地球外生命―アストロバイオロジーで探る生命の起源と未来

生命はどう生まれたか。アミノ酸などが生成する過程と生物誕生の間に何があったか、いまだ明らかではない。しかし、現在その空白は、宇宙で作られた有機物が埋めるという見...

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須藤靖さん評
「地球外生命」書評 楽観も悲観も排して論じる未来|好書好日
化学出身の著者は、楽観的な天文学者と悲観的な生物学者の中間的立場から、日本の宇宙生物学を牽引(けんいん)し続けてきた一人である。

ふむ。
そもそもから一般読者向けに分かりやすく説いていて、控えめに言って素晴らしい。

こんなん、あったんか
早稲田大学エクステンションセンター(終了)



【訃報】宇宙人探しのパイオニア、フランク・ドレイクさん

9月2日、地球外知的生命体探査の先駆者で、人類と交信可能な地球外文明の数を見積もるドレイク方程式を提唱したフランク・ドレイクさんが老衰のため死去した。享年92。

アストロアーツ

 

地球外生命体の探究を主導した天文学者、フランク・ドレイクが遺したもの

地球外知的生命体探査(SETI)を主導してきた惑星天文学と宇宙生物学の第一人者、フランク・ドレイクが、2022年9月2日に92歳で亡くなった。宇宙生物学の土台となった「ドレ...

WIRED.jp

 

「ドレイクの方程式」についての議論が興味深くてたまらん。
特に、存続期間。
ETI (Extra Terrestrial Intelligence) が地球を観測した場合に、どの時代に観るかで結果が異なる等々のくだりは、まさに我が意を得たりなのよ。
お互いにそういうことがあり、その繰り返しだろう。

実はすでに、「いい位置にあるんだけどな~。惜しいなぁ。1億年後(例ね)に再チェックだな」とかなっていて、その間に先方が絶滅してしまい、会えそうで会えない、という「君の名は状態」=ずっとすれ違い、ではないかと思ってるんだわさ。
宇宙では君の名は状態が繰り返されているんだろう。

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