最近の教育界でのニュースは、ちょっとおかしすぎる。
【生徒ら訴え 「全国学力テスト違法」】
全国すべての小学6年生と中学3年生を対象に文部科学省が4月24日に実施する全国学力テストで、民間企業が関与し生活や学習状況についての調査が行われるのはプライバシー権などを侵害し違憲として、京都市と京都府京田辺市の小中学生9人が16日、京都市などを相手に、9人に対するテストの差し止めを求める仮処分を京都地裁に申し立てた。
↓↓詳細記事↓↓
http://dailynews.yahoo.co.jp/fc/domestic/education/?1176726744
まぁ・・・・・・“子どもが訴えた?!”って議論はひとまず置いといて・・・
ぶっちゃけちゃえば、学力テストなんてその子どもが持ってる学力の一部しか見られないんだし、学力テストの結果がいいから世の中で通用するかっていったら、そんなことはない。あたしはどちらかっていうと、アンチ学力テスト派ですので。
学力テストに対しての意見(もしくはクレーム)があっても、別に大したことじゃない。
実際、過去に判例だってあるんだし。
このニュースが気にかかったのは、学力テスト差し止めの理由が「プライバシーの侵害に相当する。」(“出席番号で個人を特定できるほか、膨大な個人情報が受験産業に流されたり、国に集積されるのは個人情報保護法と憲法13条に反する”、“国家による家庭教育への支配介入で、教育基本法と憲法26条に反する”)だったから。
そもそも教育は、個人を知ることからスタートすると思うんだよね。そのためには、分析的客観的なデータ資料は必要だと思うし、実際指導の際に役立ってると思ってる。一教師じゃ、見えない部分って必ずあるからさ。
ましてやこのご時勢、個人情報に対しては現場だってめちゃめちゃ慎重になってる。収集された情報はもちろん、守秘義務があるし。
教育がここまで浸透した現代だから、家庭力にはえらい差があるのもわかるし、いわゆる超知識階層の人たちが学校教育に対して一言物申したい気持ちだってわかる。実際、現場はまだまだ改善すべき部分をいっぱい孕んでるとも思う。
でも・・・でもさぁ。こんなに目の敵にしなくたって、喧嘩腰にならなくたって、いいじゃん?って思っちゃうのはあたしだけ??厳しい意見や批判的な意見はまぁいいんだけどさ、意見するときの大原則、より建設的な代案を出すってことは皆無に近いんよ。潰しにかかっちゃ、現場はその対応に追われて、子どもにかける時間なくなって、教材研究できなくて・・・って悪循環だからね。
最後に感情論で締めちゃうけど、学校と保護者地域との信頼関係が薄いんだなぁ・・・って、悲しくなっちゃうことがホント多い。
だからこそ・・・ミスしたときに許されたり優しくされたりフォローされたりすると、自分も優しくなれることに気づく。相手を許すことで、感謝されて、自分のストレスも抜けてることに気づく。
常に関わり触れ合うことで相手から学ぶ。自分も成長する。そのことにありがとうって感謝する。そんな気持ちが大切なんじゃないかなぁ。そうすれば、もっともっと過ごしやすくて気持ちいい、あったかい社会になるんじゃないかなぁ。
【生徒ら訴え 「全国学力テスト違法」】
全国すべての小学6年生と中学3年生を対象に文部科学省が4月24日に実施する全国学力テストで、民間企業が関与し生活や学習状況についての調査が行われるのはプライバシー権などを侵害し違憲として、京都市と京都府京田辺市の小中学生9人が16日、京都市などを相手に、9人に対するテストの差し止めを求める仮処分を京都地裁に申し立てた。
↓↓詳細記事↓↓
http://dailynews.yahoo.co.jp/fc/domestic/education/?1176726744
まぁ・・・・・・“子どもが訴えた?!”って議論はひとまず置いといて・・・
ぶっちゃけちゃえば、学力テストなんてその子どもが持ってる学力の一部しか見られないんだし、学力テストの結果がいいから世の中で通用するかっていったら、そんなことはない。あたしはどちらかっていうと、アンチ学力テスト派ですので。
学力テストに対しての意見(もしくはクレーム)があっても、別に大したことじゃない。
実際、過去に判例だってあるんだし。
このニュースが気にかかったのは、学力テスト差し止めの理由が「プライバシーの侵害に相当する。」(“出席番号で個人を特定できるほか、膨大な個人情報が受験産業に流されたり、国に集積されるのは個人情報保護法と憲法13条に反する”、“国家による家庭教育への支配介入で、教育基本法と憲法26条に反する”)だったから。
そもそも教育は、個人を知ることからスタートすると思うんだよね。そのためには、分析的客観的なデータ資料は必要だと思うし、実際指導の際に役立ってると思ってる。一教師じゃ、見えない部分って必ずあるからさ。
ましてやこのご時勢、個人情報に対しては現場だってめちゃめちゃ慎重になってる。収集された情報はもちろん、守秘義務があるし。
教育がここまで浸透した現代だから、家庭力にはえらい差があるのもわかるし、いわゆる超知識階層の人たちが学校教育に対して一言物申したい気持ちだってわかる。実際、現場はまだまだ改善すべき部分をいっぱい孕んでるとも思う。
でも・・・でもさぁ。こんなに目の敵にしなくたって、喧嘩腰にならなくたって、いいじゃん?って思っちゃうのはあたしだけ??厳しい意見や批判的な意見はまぁいいんだけどさ、意見するときの大原則、より建設的な代案を出すってことは皆無に近いんよ。潰しにかかっちゃ、現場はその対応に追われて、子どもにかける時間なくなって、教材研究できなくて・・・って悪循環だからね。
最後に感情論で締めちゃうけど、学校と保護者地域との信頼関係が薄いんだなぁ・・・って、悲しくなっちゃうことがホント多い。
だからこそ・・・ミスしたときに許されたり優しくされたりフォローされたりすると、自分も優しくなれることに気づく。相手を許すことで、感謝されて、自分のストレスも抜けてることに気づく。
常に関わり触れ合うことで相手から学ぶ。自分も成長する。そのことにありがとうって感謝する。そんな気持ちが大切なんじゃないかなぁ。そうすれば、もっともっと過ごしやすくて気持ちいい、あったかい社会になるんじゃないかなぁ。