置かれた場所で咲く

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瘡蓋

2007-05-15 22:58:45 | こころ
いくつもの傷が瘡蓋になってた

直したいわけじゃなくて ただ剥がすのが好きだったから

綺麗に剥がれる瞬間 痛みは快感になるの

直った傷跡は刺激に欠けて

膿んだ傷跡は脳髄に響きすぎるから

直りかけた直前の 絶妙のタイミングで いつも

血が滲むくらいが丁度良かった


奥底に潜んだ自然治癒力は

あたしの傷跡をぐいぐい治していって

跡すら消えた肌も

自然に落ちた瘡蓋も

思ってたより 案外心地よかったよ


斜に構えない自然体

意外とキモチいい




今 一番心配なのは

後であたしが これを読み返したときに

タイトルの漢字が読めないんじゃないかってこと・・・