置かれた場所で咲く

教育のこと、道徳のこと、音楽のこと、書籍のこと、つれづれ、あれこれ

2007-05-21 22:21:41 | 小学校つれづれ
出会ったときは既に ふかふかの大地でした
あたしはその肥沃な土に ただ
水をあげればよかったんです

過ごしてくなか 何回も救われました
あたしはその状況に ただ
甘えていただけだったんです

日常の些細な出来事の一つひとつが
煌く奇跡の連続で

だからこそ やってみたいって思ったんです
思っちゃったんです

まだ3年目 でも もう3年目
時の流れは恨めしく でももう後には戻れない

僅かながらも溜め込んできた経験と
哀れにも膨らんできた自尊心を胸に

きっと ここであたしは散ります
やるならとことん 美しく散ってゆきます

それがまた 新たな自分との出会いになることを信じて



・・・あー、校内研修・・・代表授業。。。

「○○さん、校内研修って好きな授業できるわけじゃないんだよ?」
「学校の代表だからねぇー。。。
「うわぁぁぁ~すごいなぁぁ~

すっげーーープレッシャーかけられた。
くっそー、カッパ教官め・・・



侵食

2007-05-21 00:35:14 | こころ
ただ一つの言葉で

一時の沈黙で

一瞬触れた指先で


あなたの一挙一動は

皮膚に落ちるインクの雫

音も立てずに拡がって

次々と色づく柔らかなキャンバス



あなたと通じ合えた夜は

すれ違った晩は

行き場を失い 形を失くした言葉たちが

一つ また一つ 堕ちていって

あたしの中に降り積もる



苦しくて 息ができなくなる

でも 失いたくない

手放すことなんてできない



こんな感情を あたしは知らない




この感情が愛ならば

人とは何て愚かなもの

求めて彷徨い見つけたならば

己に満足できるのだろうか



日に日に侵されていくこの躰が

たとえ蝕まれて 喰い尽くされても

あたしはちゃんと ここにいるから

怖くなんてない



ただ

静寂と寄り添い 積もり続ける死にゆく彼らに

少しでも 生の息吹を与えたくて

あたしは言葉を描き続ける


ただ、それだけ