いつまでも 抜け出せないでいる
思考の中心が自分であること
視界の中心に自分がいること
少しは変われた気がしたけど
やっぱり、そこにいたのはあたし自身だった
もっと広く
もっと深く
自己を満足させるためだけにここにいるの?
蝸牛管のさざ波だけ美しくゆらめいたって
奥底の主語は 自分自身じゃない?
己の満足なくて
築くことはできないかもしれない
ただ 己だけで終わらせたくはない
その想いは 変わらない
ずっと
先生、やっぱりあたしは
その境地に達することはできないかもしれないけれど
心から あなたを敬愛します
あなたを動かす原動力
すべては ここにあるのですね
博愛と孤独
それは もしかしたら
同じ場所にあるのでしょうか