増田カイロプラクティックセンターの近況レポート

筋骨格・神経・アレルギー(NAET)・感情の統合療法。
増田裕D.Cのブログ

2007年10月24日 毛髪分析 重金属汚染

2007-10-24 19:52:33 | 近況
院長記

本日、毛髪分析の結果が届いた。
やはり、水銀、砒素が高い値を示していた。

カドミウム、鉛、ベリリウム、アルミニウムも中レベルの濃度であり、改善のアドバイスがあった。

必須ミネラルでは不足していたのは、マグネシウム、カルシウム、亜鉛であった。

それ以外のミネラルで不足していたのは、コバルトであった。

昨年6月に脳梗塞で倒れてから、いろいろな不可思議なことを体験した。まず入院中から、右肩の痛みが始まった。始めは、脳梗塞と無関係だと思っていたので、医者にも訴えなかったが、肩の痛みは50肩様の痛みで夜間痛がひどく、なかなか夜寝られず、不眠症が続いた。自分でも意識的に動かして、可動域は改善したが、痛みは軽減しなかった。

それから、右側の片麻痺だが、そうした運動障害だけでなく、表現しがたいが、痺れとも言えない、思わず手で擦りたくなる感覚障害があった。脳梗塞は後遺症として運動麻痺があると理解していたのだが、感覚異常も経験した。

右足の麻痺は時間の経過とともに次第にひどくなる感じがする。

それから、顕著な変化は味覚障害である。何を食べても美味しくない。これは食べるのが人一倍好きな人間には拷問である。

今回の毛髪分析の結果は納得できるものである。
腹が出っぱり、妊婦のような無様な体形となっている。これは脂肪の代謝阻害を推定させた。重金属の蓄積がおそらく、肥満の原因となっている。NAETでは、化学物質と肥満の関係は密接であると観察している。

脳梗塞を起こす前はいろいろ仕事が重なり、ストレスが非常に高くなっていた。血圧が異常に高いので、脳梗塞になる不安が強かった。動脈硬化を防ぐサプリメントを服用したりしていた。

しかし、今から考えてみると、ストレスはきっかけに過ぎない。遠因は重金属による脂肪代謝の阻害による動脈硬化である。この重金属を体外に排泄しようとして、必須ミネラルが過剰に消費されて、不足するに至った。

亜鉛不足は味覚障害の原因だし、カルシウム不足は肩関節の痛みとなって発症した。NAETではカルシウム不足(カルシウムのアレルギー)は関節痛の主原因と見ている。

この毛髪分析を依頼する前から、重金属の副作用の疑いが強まったので、NAETによる解毒治療を始めた。それと合わせて、ポルトガル産のユーカリ茶を飲み始めた。

頭では、有吉佐和子の「複合汚染」以来、農薬、食品添加物などの複合汚染があることは知っていたのだが、まさかわが身に降りかかるとは思っていなかった。


海は世界的に汚れているのである。たとえ低濃度の汚染であっても、食物連鎖により、生体濃縮されて、人間は海産物から重金属汚染をもろにあびてしまう。

なぜか、肉よりは魚のほうが健康的だと思って、魚は人一倍食べていた。これは私だけでなく、日本人全体に当てはまることである。

アレルギー除去と重金属の解毒をさらに進めていく必要をわが身の体験から強く感じた。

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