増田院長記
○Robert O. Youngという微生物学の博士の書いた本を読んだ。題名はSick and Tired? (病んで疲れていませんか?)である(未邦訳)。とても全部読んでいないが、著者の主張の核心は次のようになる。
1、生体のバランスの中で酸とアルカリのバランスが死活的に大事である。
2、このバランスが崩れると、つまり身体の体液が酸性に傾くと、身体のバランスが崩れ、各種の症状が現れる。アレルギー、環境物質に対する過敏症、疲労、神経学的不均衡、小児の脆弱性、低血糖症、糖尿病、その他の各種疾患。
3、この酸性が悪化すると、身体の正常細胞はバクテリアとなり、さらにこのバクテリアが真菌となり、さらにこの真菌がカビに変質する。この視点は著者に独自のものである。しかし、著者は自分の発見ではなく、医学の歴史の中で無視され侮蔑されたきた過去の偉大な医学者の見解を再発見したことを強調する。つまり、微生物の感染は外から侵入されたものではない。感染は内から外に現れる、というのである。
4、各種の困難な疾病も腫瘍やエイズも含めて、みなこの生体の内部環境の悪化が原因と見る。そのためには、酸アルカリバランスを快復させる食生活やサプリメントの摂取が大事であると説く。
著者は28000倍の特殊な光学顕微鏡で正常な血液の細胞(たとえば赤血球や白血球がバクテリア、真菌、カビに変質するさまを観察した)。この事実は驚きですね。常識とは正反対ですから。
NAETもこの酸アルカリバランスのことを強調する。酸性体質の人はアレルギー治療がなかなか進まない。そこで、アルカリ食品を多く食べる工夫をしてもらう。そうすると、アレルギー治療をどんどん進む。
しかし、端緒を考えると、酸アルカリバランスが崩れれて酸性体質に傾く最大の原因は何か? 私はアレルギーだと思いますね。そこで、この酸アルカリバランスのキーワードを含みこんだ見解を以下のようにまとめてみた。
アレルギー・酸性体質・病気
1、アレルギーがあると、とくに、
卵、野菜(生+調理)、根菜類(生)、牛乳、野菜ジュース、トマト(生)、乾燥豆、ハーブ、ハーブティー、ミネラル、バター、必須脂肪酸、食塩、油脂などのアルカリ食品と体内消化液にアレルギーがあると、アルカリ食品の消化吸収が悪くなり、身体は酸性化します。
2、これに感情的ストレス、身体的ストレス、環境汚染のストレスが重なると、このアレルギーはさらにひどくなります。
3、また、穀物、魚、肉、砂糖、果汁、でんぷん、根菜類(調理)、コーヒー、炭酸飲料などをたくさんとる食生活を送ると、身体の酸性度が増して、アレルギーはさらにひどくなります。酸性体質の人はアルカリ体質の人よりもアレルギー除去の治療の進展がよくありません。
4、こうした悪循環が始まると、身体内部の酸性の環境を生息地とするイースト(酵母菌)、カンジダ、バクテリア(細菌)、ウィルス、寄生虫、カビ、真菌などが繁殖し、イースト感染、寄生虫感染、風邪やインフルエンザ、中耳炎などに罹り易くなり、また各種の疾患に脆弱となります。
5、とくに、こうした酸性体質の身体では、身体内の特に血液の正常細胞がバクテリアに変質し、さらにこのバクテリアが真菌に変質し、さらに条件が進むと、この真菌がカビに変質します。これらの微生物の毒(エンドトキシン)が原因となって、各種の病気が進行します。この段階になると、バクテリア、真菌、カビは身体の内外で共鳴しあって、身体の機能を一層阻害します。
6、したがって、病気から健康に快復する道は、アレルギー除去をしっかり行い、身体の栄養状態を改善し、重金属の解毒を進め、身体の酸性アルカリのバランスを快復させることです。加えて、アルカリ食品を多く食べて身体の酸性アルカリのバランスをややアルカリにおくように努めます。そうすると、身体の酵素の働きも活発となり、身体に害をもたらす微生物やその毒の働きもなくなり、健康を快復するというわけです。
7、このために必要なこと。
1)カイロプラクティックのケアを受け自律神経系を含めた神経系のバランスを整える。神経系のバランスを整えると、アレルギー治療が進みます。
2)NAETのベーシック項目の身体的・生化学的・感情的次元のアレルギー除去治療を受けて、アレルギー体質を改善する。
3)アルカリ食品を意識的に多く食べるようにする。
4)そのうえで、バクテリア、ウィルス、真菌、カビに対する特定のアレルギー治療を進める。
5)適度な運動、必要な余暇、十分な睡眠、無理な仕事はしない、などのメリハリの利いた生活を心がける。
6)こうすると、身体の自然治癒力が快復して、病気が自然に退縮していきます。
○Robert O. Youngという微生物学の博士の書いた本を読んだ。題名はSick and Tired? (病んで疲れていませんか?)である(未邦訳)。とても全部読んでいないが、著者の主張の核心は次のようになる。
1、生体のバランスの中で酸とアルカリのバランスが死活的に大事である。
2、このバランスが崩れると、つまり身体の体液が酸性に傾くと、身体のバランスが崩れ、各種の症状が現れる。アレルギー、環境物質に対する過敏症、疲労、神経学的不均衡、小児の脆弱性、低血糖症、糖尿病、その他の各種疾患。
3、この酸性が悪化すると、身体の正常細胞はバクテリアとなり、さらにこのバクテリアが真菌となり、さらにこの真菌がカビに変質する。この視点は著者に独自のものである。しかし、著者は自分の発見ではなく、医学の歴史の中で無視され侮蔑されたきた過去の偉大な医学者の見解を再発見したことを強調する。つまり、微生物の感染は外から侵入されたものではない。感染は内から外に現れる、というのである。
4、各種の困難な疾病も腫瘍やエイズも含めて、みなこの生体の内部環境の悪化が原因と見る。そのためには、酸アルカリバランスを快復させる食生活やサプリメントの摂取が大事であると説く。
著者は28000倍の特殊な光学顕微鏡で正常な血液の細胞(たとえば赤血球や白血球がバクテリア、真菌、カビに変質するさまを観察した)。この事実は驚きですね。常識とは正反対ですから。
NAETもこの酸アルカリバランスのことを強調する。酸性体質の人はアレルギー治療がなかなか進まない。そこで、アルカリ食品を多く食べる工夫をしてもらう。そうすると、アレルギー治療をどんどん進む。
しかし、端緒を考えると、酸アルカリバランスが崩れれて酸性体質に傾く最大の原因は何か? 私はアレルギーだと思いますね。そこで、この酸アルカリバランスのキーワードを含みこんだ見解を以下のようにまとめてみた。
アレルギー・酸性体質・病気
1、アレルギーがあると、とくに、
卵、野菜(生+調理)、根菜類(生)、牛乳、野菜ジュース、トマト(生)、乾燥豆、ハーブ、ハーブティー、ミネラル、バター、必須脂肪酸、食塩、油脂などのアルカリ食品と体内消化液にアレルギーがあると、アルカリ食品の消化吸収が悪くなり、身体は酸性化します。
2、これに感情的ストレス、身体的ストレス、環境汚染のストレスが重なると、このアレルギーはさらにひどくなります。
3、また、穀物、魚、肉、砂糖、果汁、でんぷん、根菜類(調理)、コーヒー、炭酸飲料などをたくさんとる食生活を送ると、身体の酸性度が増して、アレルギーはさらにひどくなります。酸性体質の人はアルカリ体質の人よりもアレルギー除去の治療の進展がよくありません。
4、こうした悪循環が始まると、身体内部の酸性の環境を生息地とするイースト(酵母菌)、カンジダ、バクテリア(細菌)、ウィルス、寄生虫、カビ、真菌などが繁殖し、イースト感染、寄生虫感染、風邪やインフルエンザ、中耳炎などに罹り易くなり、また各種の疾患に脆弱となります。
5、とくに、こうした酸性体質の身体では、身体内の特に血液の正常細胞がバクテリアに変質し、さらにこのバクテリアが真菌に変質し、さらに条件が進むと、この真菌がカビに変質します。これらの微生物の毒(エンドトキシン)が原因となって、各種の病気が進行します。この段階になると、バクテリア、真菌、カビは身体の内外で共鳴しあって、身体の機能を一層阻害します。
6、したがって、病気から健康に快復する道は、アレルギー除去をしっかり行い、身体の栄養状態を改善し、重金属の解毒を進め、身体の酸性アルカリのバランスを快復させることです。加えて、アルカリ食品を多く食べて身体の酸性アルカリのバランスをややアルカリにおくように努めます。そうすると、身体の酵素の働きも活発となり、身体に害をもたらす微生物やその毒の働きもなくなり、健康を快復するというわけです。
7、このために必要なこと。
1)カイロプラクティックのケアを受け自律神経系を含めた神経系のバランスを整える。神経系のバランスを整えると、アレルギー治療が進みます。
2)NAETのベーシック項目の身体的・生化学的・感情的次元のアレルギー除去治療を受けて、アレルギー体質を改善する。
3)アルカリ食品を意識的に多く食べるようにする。
4)そのうえで、バクテリア、ウィルス、真菌、カビに対する特定のアレルギー治療を進める。
5)適度な運動、必要な余暇、十分な睡眠、無理な仕事はしない、などのメリハリの利いた生活を心がける。
6)こうすると、身体の自然治癒力が快復して、病気が自然に退縮していきます。