植民地戦争+α

歴史テーマの中量級のボードゲームを制作し、ゲームマーケットに出展しています。
なので歴史とボドゲの話が多いです。

平安いろこいす<ゲームレビュー>

2009年06月12日 13時01分04秒 | ゲームシステム
 2つ目に遊んだのは、こちらの平安いろこいす。高かっただけあり、カードはちゃんと印刷所で作ったようなものだし、サイコロやの各種チットが入っており、ゴージャスな内容です。
 ただ、ルールがかなりびっしり書いてあり、チラッと見ただけでは把握できず、予習無しでルールに従ってやってみることにしました。

 ゲームの大まかな流れは、場に置かれた12人の姫に対し、プレイヤーは手番にいづれかに口説きに行く・・・すると姫の好感度が上がり、10ターン後に姫毎に好感度が1位のプレイヤーに得点を入れていくといったものです。
 面白いなって思ったのは、姫は「管弦」や「和歌」「蹴鞠」と言ったコミュニティーにおり、手番の前にプレイヤー×2枚のこのコミュニティーに対応したカードが場に置かれ、プレイヤーで2枚ずつ取り合うのです。もし、意中の姫が「蹴鞠」に居るなら、「蹴鞠」のカードを得られないと口説きに行けないのです。逆に言えば他のプレイヤーを行かせ無いように先にとってしまうことも出来ます!
 そして、2枚のうち1枚でそのコミュニティーに行き、もう一枚をその姫との話題に使います。ある程度たまると、姫は別のコミュニティーの話題に興味を示し、そのコミュニティーに移動してしまう・・・
 ここのルールは斬新で面白かったです。

 これ以外にも、文を送ったり、さらに文を秘密裏に送ったりと細かなルールがあり、これらを駆使してより多くの姫の意中を射止めていくといった感じでゲームが進行していくようです。

 最後に、12人の姫のイラスト。半分はとてもかわいく、残り半分はそうでない風に描かれています。かわいい方が、ゲーム終了時により多くのポイントを得やすい強いカードになっていることもあり、かわいい姫の取り合いに陥るのですが、そうでない姫もポイントになりますし、上手くすれば高いポイントにもなるので、そうでない姫を取る方が効率的であったりします。
 イラストが、どれもかわいければ良かったのに・・・と思った次第です。

 このゲーム、男として、自分がアプローチしている本命の姫に他のプレイヤーがちょっかい(アプローチ)してくると、ちょっと気持ち穏やかじゃないです(^^ゞ
 ある意味男心を刺激されるゲームでした。

 今回は、ルール把握で4ターン目までしか遊ばなかったので、是非今度は最後まで遊んで見たいと思ったゲームでした。


もみあゲームズ

オリジナルカードゲーム 植民地戦争

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コメント
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