植民地戦争+α

歴史テーマの中量級のボードゲームを制作し、ゲームマーケットに出展しています。
なので歴史とボドゲの話が多いです。

<ゲームレビュー>タルギ(TARGI)

2014年04月06日 19時40分44秒 | ゲームシステム
この間、ボードゲーム会でやったゲームです。
2人用で1時間ぐらいのゲームで、しかも相手に直接攻撃が無いゲームと言う求めていたゲームでした。

まず、テーマは実は前に起こった「アルジェリア邦人拉致」で少し話題になった青の部隊「トゥアレグ族」のゲームです。
このトゥアレグ族は、北アフリカを中心に交易を行っていて、このゲームはそのトゥアレグ族になって、塩や胡椒、サフランと言った交易品を集めて、それを使って部族を配下にしていくことでポイントを競うゲームです。

メカニクスはワーカープレイスメントと、拡大再生産です。ワーカーを外周カードの上に配置することで、ワーカーを置いたカードの効果と、ワーカーが縦横で交差する中のカードの効果を得ます。しかも、ワーカーは相手のワーカーの対面には置けないので、相手の置く位置を阻みながら自分の位置を決めていくと言うジレンマがあります。
外周は固定カードですが、中の9枚のカードはランダムなのでここに何が出るかがゲームのパターンを変えるので、何度も楽しめます。

と言うことで、つい買ってしまいました。


ちょっと難があるとすると、中に置く部族カードが種類があり、この出方によってゲームのパターンが違ってくるのですが、サンファンなんかと比べると少し変化が小さい気がします。
変化が小さいので、拡大再生産部分が緩やかで終盤までなかなか2人の間に差が出来ないようになっているのでバランスを取っている感じもします。

ちなみに、日本語版のパッケージのイラストは、ラクダに乗った青の部族ですが、顔を隠しているので男のハズなのですが、女性に見えるのは気のせい???

アルジェリア邦人拉致と、ガンダム青の部隊
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