植民地戦争+α

歴史テーマの中量級のボードゲームを制作し、ゲームマーケットに出展しています。
なので歴史とボドゲの話が多いです。

<ゲームレビュー>冷戦ペンギン

2015年08月02日 11時44分01秒 | ゲームシステム
ショーナンさんのゲームマーケット2015秋の新作をいち早くプレイしましたので、そのレビューです。
このゲームは、2vs2の4人専用のカードゲームです。
ゲームの最初に裏向きで、白か黒かの陣営カードが配られます。ゲーム中は、自分か自分の味方が勝てば勝利と言うグループ戦で、
陣営の正体がバレると、敵に先制の集中砲火を浴びて負けるので、如何に正体を隠しながら、味方と敵を探っていく正体隠匿ゲームでもあります。

 2vs2の正体隠匿ゲーム


ゲームは、手元にあるオープンカードを右とだけ1枚交換できる行動だけを行って、手元のカードを自分のマークのカードで揃えたら勝ちです。
右と1枚だけの交換なので、右以外の人が持っていると中々揃いません。しかし、場合によっては最後の1枚を左の人が持っていて、左の人が味方でそのことに気づいてくれたら、左の人にとって自分は右側になるので、交換してくれたら勝利できる訳です。
自分が勝利することだけでなく、味方が1人いて、味方の勝利でも勝利になると言う特性がここで活かされている訳です。

しかし、正体がバレると大変。カード交換以外に、敵だと思った人へは攻撃することが出来、2回(高レベルルールだと3回)攻撃されると即負けになります。敵は2人いるので正体がバレるとあっという間に攻撃を受けて終わります。

このゲームは、カード交換と言う行動から、敵か味方かを読み取りつつ、敵だと思ったら攻撃を仕掛けると言うゲームです。
ゲームは、1~3周とごくごく短い回数でケリが付きます。僅かなヒントから答えを見つけ出し、即行動に移さなければあっという間に負けるそんなハードな読み合いのゲームです。


あと、このゲーム、最初に特殊効果のあるカードが配られ、ゲーム中1回だけ使用できます。特殊カードは敵の攻撃を攻撃者に跳ね返したり、正体隠匿なのに相手の正体を見たりとかなり強いカードばかりです。この特殊カードを何時使うかもゲームの勝敗を大きく分けますし、この特殊カードが何が来るかによって、毎回違った感じで楽しめるようになっています。
 
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