地図のない街

日々金欠に

捨てなくてよかった・・・ちっちゃな鉛筆削り

2014年08月18日 05時03分00秒 | もの
デイリーポータルZの記事、「鉛筆をまるまる削ったら楽しい」で、
とりあげられた、鉛筆削り。
1年ほど前のこのブログで取り上げています。「十数年前の自分に贈りたいもの」


また、再度とりあげたのは訳があります。
この鉛筆削り「メゾンカラー」は、ずっと前から手元にあったのです。

それが、購入先の「ボールペンと鉛筆の店五十音」の店主のブログでわかりました。

卯の年ですから、2011年でしょうか。
3年も前になります。

たしか場所は「だいだい」と言う小さなお店だった覚えがあります。
正月のイベントで夜に「信頼文具舗」の和田哲哉さんと、はとちゃんがトークをすると言うものでした。
ゲストも一名いました。

仕事始めのせいか、観客がわたしと友人含め4名ほどしかいなく、こじんまりとしていました。
その代わりにゆったりとしたムードが流れていたのを覚えています。

そのときに、「神袋」なる「福袋」がでていまして・・・。
それを買ったんですね。そして、入っていたのです。
鉛筆削りが。


これです。
これとメゾンカラー似ているなあとずっと思っていました。

似ているはず、色は違えど同じものだったのですから。
前述の「五十音」の店主のブログで判明したわけです。

昨年、わたしは近所に引越しをしました。
引越しは、まずものを捨てるところから始まります。
使わない文房具も当然捨てることとしました。

そのときは、なんだかよくわからない「鉛筆削り」。
もしかして、同じメーカーさんなのかなと、ふと頭をよぎり捨てずにとっておきました。
結果は大正解。

時間が経ち、謎が解けました。
捨ててしまっていたら、思い出せなかったでしょうし、謎のままでした。

ああ、よかった。

高田渡を大人買い

2014年08月14日 22時24分14秒 | もの
久々の更新です、また間があくかもしれません。


高田渡。
知っている方に説明するには、わたしは、高田渡初心者です。

もう、5年くらい・・・いやもっとだろうか、
親友がフォーク歌手を目指して活動していた頃。
「フォークのお勧め歌手は?」と聞いたところ。
「高田渡!」と迷わず応えが返ってきました。

その頃(いまでも)フォークというと海援隊、かぐや姫、くらいしか思いあたりませんでした。

「とにかく、面白いんだ」という親友の言葉が、わたしのフォーク像と重ならず、
ずっときく機会が無く過ごしてきました。

ある日ふとしたきっかけで、図書館にCDがあることを知り聴いてみました。
その時聴いたのが「27/03/03」 Amazonにリンク

面白かった。

どこか、はにかむようなシャイなところがあって、
ときには、斜にかまえて。
素直なまっすぐな気持ちが伝わってくることも。

歌も、あい間に入るおしゃべりも、どれも「高田渡」自身がにじみ出ています。
歌が生き様、生き様が歌。
そんな感じを受けました。

このCDに出会った頃は、毎日の業務に疲れ果て。
夜になるとぐったり、朝になると気が重い。
そんな時期でした。

気の重い日々の中、飄々としてどこかまっすぐな高田渡の歌声を聞いてると、
鬱積したその日その日の疲れが少しずつ流れているように感じました。

すでに故人となってずいぶん経ちました。
CDもだんだんと入手が難しくなってきているようです。
そこで、1週間前に「えいやっと!」近くのタワーレコードで取り寄せをお願いしました。
一部すでに廃盤になっており、惜しいことをしたと悔やんでいます。

取り寄せ、購入したのは、
「高田渡BOX」
「渡」
「ヴァーボン・ストリート・ブルース」
「ねこのねごと」
「FISHIN'N ON SUNDAY」
この五点。

すでに手元にあるものは、
「27/03/03」
「旅の記録 上」
「旅の記録 下」
「タカダワタル的」DVD
「タカダワタル的ゼロプラス」DVD

新しいCDと共に、音楽から元気をもらいながら日々楽しく元気にやっていきたいと感じる毎日です。