地図のない街

日々金欠に

ブックカバーを買いました @ 五十音

2016年01月22日 23時51分27秒 | 日々のことなど
ふた月連続(だったはずです)。ブックカバーを買いました。

ずーっと、早川トールサイズのブックカバーが欲しくて、
いく先々でちょこちょこと探していました。

一昨年に発売された『大人のカバンの中身講座』にて、
片隅にちらっと紹介されていた、ブックカバーがありました。

本Blogにもなんどか、紹介している《銀座五十音》にて販売しているとの事。
なんどか、足を運び早川トールサイズのブックカバーを探しているむねを、店主に伝えました。

ある日、顔を出すと「連絡し忘れていました。早川トールのブックカバー入荷しましたよ」。
その日、すぐには買えませんでしたが、数日後無事、購入。

少し変わった作りで最初は扱い方に戸惑いました。
慣れてくると、このブックカバーの構造の利点が見えてきて、
一般的な文庫サイズのブックカバーも欲しくなりました。
結果、ふた月連続でブックカバーを購入してしまいました。


新しく買ったブックカバーと、いままで使っていたブックカバーの、新旧比較です。

まずは、今回購入した、早川トールサイズのものと文庫サイズのものの写真。
猫の柄入りが文庫サイズで、無地が早川トールです。



いままで使っていた、COBUのブックカバー。

色が綺麗ですね。

今回購入したもの、ベローんと広げるとこうなります。

COBUもほぼ同じです。
形状は似ています。素材の違いから、本を差し込む時、抜き出す時、
COBUは革なので、硬く、出し入れがしにくいです。
その点、今回のものは布製なので、出し入れが楽です。
本も痛めずに済みます。

COBUの名誉の為に言及します。
革素材のため、ちょっとした水滴がブックカバーにかかった際には、
素早く拭き取れば、カバー・本ともに無事です。

今回購入したものは、布製なので水滴に強いかどうかはまだ未確認です。


ここが普通のブックカバーと違う点。

ブックカバーは紙をめくる側は「カバーしていません」でした。
このブックカバーは、読まない時はクルリと全体を覆ってくれます。



少し見にくいです。
黒いゴムバンドがあるのがお分かりでしょうか。これがぐるりとまわり裏にかかり、全体を覆います。


たったそれだけのことなのですが、カバンに無造作に物をつっこむ、
私のような人は、本がむやみに開かず、本を痛めないのは、とても嬉しいことです。

実はこの機能(?)は、寝ながら読書をして寝落ちしたところ、
本を覆っていなかったために、本を痛めてしまいました。
その時に、この覆いの意味がわかり、これは使える! と思った次第。
文庫サイズも購入することにしたのです。


本もブックカバーもそろったので、あとは読書時間を確保するだけです。
積読をなんとかしないとなあ。

『わたしを離さないで』を読みました

2016年01月13日 00時01分58秒 | 読みました
カズオイシグロの『わたしを離さないで』を読み終わりました。
2016年1月15日より、TBSにてドラマ化されます。


内容に触れると、どうしてもネタバレになってしまいます。
未読の方、ドラマを楽しみにしてる方の為に、なるべく避けます。

感想をメインにします。

文章表現の巧みさは、解説にある通り「上手いな」と思わせます。
その点では、脱帽です。

テーマを据えて描き切った点も「よくここまで」と思わせるところです。


別の著者の作品で(確か『指輪物語』)、
「良い物語というものは、めでたし、めでたし。で終わるものなんだ」
といった、箇所があります。

物語の全てが「めでたし、めでたし」で終わったら、それはそれでつまらないと思います。
「めでたし、めでたし」で終わるということは、物語のひとつの指針だと思っています。
そうやって物語が終わると「いい物語だった」と幸せな気分で本を閉じられます。


『わたしを離さないで』は、少なくとも「めでたし、めでたし」ではないようです。
不幸な終わり方なのか? 中東半端なのか? これは読み手の捉え方次第だと感じています。

はっきりと「こうなんだ!」とは言えないところでは、難しいですね。

読み終わった後に、あれやこれやと気になる伏線があります。
本来なら、ちょっと時間を置いて読み返すのでしょうが、
この作品は読み返す気分になれません。
これが、私の『わたしを離さないで』の感想を一番よく表しているのでしょう。


一言、著者に伝えたい事があるとすれば、
もう少し簡易な文・文章にして欲しいですね。
わかりにくいところが、面白いというのは、もうそろそろ卒業したいですね。

あけましておめでとうございます

2016年01月01日 03時27分06秒 | ごあいさつ
あけましておめでとうございます。
本年もよろしくお願いいたします。

昨年は、更新もまばらでした。
読み返すと、買ってきた物のことばかり。

おでかけした、記事は一件だけ(?)。

おそらくですが、仕事へ行って帰るだけで、
もうぐったりになってしまってるのかもしれません。

今年の目標は、体力をつけてあちこち遊び回ることですね。

どんな時も「快」(かい、こころよい)を忘れずにいたいです。