地図のない街

日々金欠に

十数年前の自分に贈りたいもの

2013年04月30日 23時16分35秒 | もの
休みの間を縫って、銀座五十音に行ってきました(五十音にリンク)。
ノートの補充のために行ってきたのですが、またもや思わぬ買い物を。

昔ながらの、えんぴつ削りです。
このえんぴつ削りが感動ものなのです。

十数年前、大学受験を控えていたころ。
センター試験は基本えんぴつと消しゴムと覚えています。
受験生は不安になるものです。
もし手持ちの鉛筆が、全部芯が折れていたらどうしようと。

受験を控え、えんぴつ削りを探し歩いた覚えがあります。

購入した製品が、役立たずなものばかり。
まともに削れない。削ってる最中に芯が折れる。
どれしも、文房具では有名なブランド品だったと記憶しています。

今日、五十音で購入したえんぴつ削りはそんなちゃっちゃいものとは違います。


開封前。5個セットで400円でした。


ひとつだけだとこんなたたずまい。
ペンケースにポイっと入れられます。


JAPANの名前が誇らしげです。


刃の部分にもJAPANが。


写真で紹介して気付かれたかと思いますが、
この製品日本製なんです!!
日本の職人技だからこそできる、削り心地。


使用後。
削りかすが花びらのようになっています。
鉛筆の先もピンととんがっています。
据え置きのものほど、長くとんがりません。必要十分です。

大学受験を控えた自分に贈れるものがあったとしたら、間違いなくこれでしょう。

受験の真っ最中に、えんぴつ削りが楽しくなって受験そのものを忘れてしまいそうな気もするのですが…
それだけ、驚きと快感のえんぴつ削りだったわけです。


追記。
使う上での注意点。
削りかすを受け止めるものはないので、
新聞紙やティッシュペーパーの上で削った方が良いようです。

未だにひびく五十音での出費(でも後悔はない!!)

2013年04月19日 22時53分11秒 | もの
銀座五十音での(五十音にリンク)出費が未だにひびいています(過去記事にリンク)。

購入したものは、プレゼント用に『肉球さいふ』。
同時に『フューチャー』を二冊(信頼文具舗にリンク)。



A5サイズで普段持ち歩いている、クオバディス・プレインと同じサイズなので重宝しています。
ロディアのナンバー13とほぼ同サイズ。厚みはフューチャーの方が薄くかさばらないです。

勢いづいて、フューチャーの革カバー『COBU バック・トゥー(ジョーカー)』を購入(信頼文具舗にリンク)。



箱を開けると、



こんな感じです。
黒に裏地とステッチが赤と、地味だけどちょっと目を引きます。
なんでも、Think PadがIBMだったころ、デザイン等を担当していた方が、
Thinking Power Notebookの発起人の一人で、『COBU バック・トゥー(ジョーカー)』は、
Think Padをイメージしてデザインしたとか。

2か月ほど使ってみての感想です。
フューチャー単体だと、ロディアより使い勝手が悪いです。
表紙、背表紙がロディアに比べるとやわらかいので、その場でささっとメモを取るには不向きです。
バック・トゥーとコンビで使うと、俄然使いやすくなります。
バック・トゥーの背表紙がしなやかながら、硬さを持ち手持ちでのメモを助けてくれます。

狙ったかのように、スーツの裏の胸ポケットにすんなり入ります。
取り出しもしやすいです。
厚みがある、ロディアとは大きな違いです。

欠点は薄い分だけ、無くなるペースが速いこと。
わたしの愛用の、フィッシャーのボールペンと相性がいまいちなこと。
この2点です。

いい買い物でしたが、まだじり貧が続いています。

母からのレッスン

2013年04月17日 23時03分06秒 | 日々のことなど
今日の夕飯前に、パソコンを屈みこむようにして見るくせから、
それが癖になって、首から上が姿勢の悪化につながり...。
なんて話を母としていました。

そうしたら、母が姿勢矯正の仕方をレッスンしてくれました。

ちなみに、母はヨーガ歴(ヨガじゃなくヨーガらしい)20年オーバー。
太極拳2年余り。

無理なく、しかし長く体を動かし続けてます。

母から受けた運動は言葉で説明できないのですが。
ひとつの動作で、肩甲骨のあたりから頭の先まで、
バリバリと音が出るような感覚がありました。

簡単に運動を終わらせ、夕食を摂ろうとしたら、
猫背で食べると、体が痛い。
ピンっと背を張り顎を引くと大丈夫。

不思議な感覚でした。

食後にキーボードをたたくと、入力ミスが減るのが実感。

整体や鍼より、母の教えの方が効きます!!


あまりにも、体が硬く無理に体を伸ばしたため、
頭痛を引き起こしてしまいました。
先ほど頭痛薬を飲んだところ。

母のように、日々の運動の大切さを心がけたいです。

追いつけなかった、桜前線

2013年04月17日 04時09分45秒 | 写真・カメラ
今年はあっという間に過ぎてしまった感のある桜前線。

開花から花冷えが続いて、少しもちましたが、
最後は春の嵐であっという間に散ってしまいました。

寒暖差の激しさで、体力を奪われて今年はまっとうに桜の写真を撮れませんでした。
唯一、夜散歩の際に数ショット写したものに使えるものがありましたので、
2013年の桜の記念として、残しておきます。





使用カメラはニコンクールピクスS3300。
所有しているコンデジでは夜間撮影に最も強いモノです。

それでも、ほとんどが手ぶれでした。

載せた写真はすべて、歩道橋の手すりにカメラを固定して写しました。

来年はゆっくりと桜を楽しめたらいいなあ。


『だいじょうぶ3組』を観てきました

2013年04月14日 13時56分31秒 | 行ってきました
映画『だいじょうぶ3組』を観てきました(リンク先は映画公式サイト)。

『だいじょうぶ3組』は乙武さんの同名の小説が原作で(Wikipediaにリンク)、
映画の主人公も乙武さんが演じていました。

一番の感動は、乙武さん演技できるんだ…じゃなくて、いやまあそれもあるけど。

感動して、涙するシーンはいくつも出てきます。

キーワードは映画のタイトル“だいじょうぶ”です。

障害を持つといわれるのが「可哀そう」とか、「代わってあげらるものなら…」とか。
どちらも、自分が蚊帳の外だからこそ言える言葉なんだと日頃感じます。
それに、この二つの言葉は人を哀れむことにより、
自分の位置確認に無関心ながら使ってるのではとも思います。

映画の主人公、乙武さんが演じる3組の担任の「赤尾先生」は、
たびたび子供たちに、自分たちがぶつかってる壁がなんであるか考えさせます。

そして苦しんでる子には、「だいじょうぶ」と声をかけます。
赤尾先生が自分自身を信じてるのと同時に、
教え子を信じてるからこそ発せられる言葉だと感じました。

「だいじょうぶ」の言葉から立ち直ることができた子には、「つらかったね」と。
この“つらかったね”は重みを分かち合おうとする歩み寄りのように聞こえました。

自分を信じ向き合う相手を信じ、そして重みを分かち合う。笑顔も分かち合える。

なんと素敵な、『3組』じゃないか!!

一見の価値あり!な映画です。
原作未読なのですが、購入するかどうするか迷ってるところです。