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気まぐれに何か楽しいこと、美味しいもの、素敵な場所などを書いてみようかな

ぽわぶるでランチをしました

2015-03-12 06:40:18 | グルメ
平日は毎日、通勤で朝晩通ってる(電車に乗ったまんまだけど・・)駅だから、完全に行動範囲内にある場所。だけど、よく知らない街、それは調布です。

駅前のPARCOには何度か行ったことはあるし、深大寺に行くのに駅前からバスに乗ったことはあるし、石原軍団の事務所があるとかあったとかってのは聞いたことがあるし、でもそれが調布に関するすべての知識と言っていいほど、馴染みがないのです。

そんな調布の駅から程近い、調布ツインズというホテルの地下1階にお店を構えていらっしゃる『ぽわぶる』さんで、週末にランチをしました。

ここのランチはコスパが高いという評判を聞いていたし、だからこそ開店前には列ができるという話だったので、開店30分前から張りきって並びました。それでも先客はいらっしゃったし、私たちの後ろにもあっという間に長い列ができました。うん、開店前に並ぶべし、という情報は正しかった!

お店は、たぶん10~15人入れば満席というこじんまりサイズのかわいらしいお店。接客はとても感じの良い女性が一人でされてて、調理もきっと男性シェフ一人。キッチンとカウンターの間に背の高いオリーブオイルがずらりと並んでいるので、キッチン内の様子が見えないのです。でも、帰り際にかけていただいた「ありがとうございました!」という声の感じから、シェフも感じの良い方に間違いないです。

メニューですが、ディナータイムのことは分からないけど、ランチは1種類のみ。基本、その日に仕入れたお魚でメニューが決まるよう。だから、席に着くと、何も頼まなくてもお料理を提供していただけるのです。

まずは大根のサラダ。お箸でいただきました。まろやかな酸味のあるドレッシングが、冷たくて、みずみずしくて、シャキシャキした食感の大根とよく合っていて、この段階で『このお店のお料理は美味しい!』と確信。


次はスープです。桜えび、青海苔、ごまとあげ玉(いつもであれば、関西人の私は『天かす』とよんでいるけど、ここはあえて『あげ玉』で!)がトッピングされていて、文字通り和洋折衷のスープでした。ベースのお野菜は何なのかな?コーンでもなく、ポテトでもなく、もしかすると蕪とかかもしれないくらい、優しいお味でした。だからこそ、スープの味とケンカせず、トッピングの味もふんだんに味わえた感じです。


そして、メインは鰯のグリルときびなごのフリット。そこにご飯とめかぶも一緒に登場です。


鰯にはバジルソースがかかっていて、こんなにオシャレな姿の鰯に出会ったのは初めてです。だって、私の辞書(知識)には鰯と言えば、塩焼き、つみれ、お刺身くらいしか調理法が載ってません。冷静に考えれば鰯だってフランス料理や他の国のお料理の材料として活躍してることくらい分かるのに、無知って怖いですね。『おーっ、鰯ってこんな風にも料理できるんやー!』と大興奮です。


新鮮な鰯だからワタにも臭みがなく、適度に塩をふってグリルされた鰯とバジルソースが合う合う!

そう言えば、フライにしたきびなごをいただくのも初めてでした。お刺身とか焼いたものは食べたことがあるけど、直近で食べた焼いたきびなごがあんまり美味しくなかったので、ちょっと敬遠しているお魚だったけど、これもサクサクと美味しかったです!

そしてめかぶご飯。めかぶにちょっぴりコンソメのような風味を感じたのは私の気のせいかもしれないけど、これがおうちで食べるめかぶとは違うお味だったのは確かです。それにしても、ここでパンではなくご飯、しかもめかぶ付きなんて嬉しすぎです!




お友だちと、ディナータイムにも食べに来たいねぇーと話をその場でしたくらい、居心地もいいし、ご飯も美味しい、とっても素敵なお店でした。

食後にコーヒーをいただき、優しい笑顔で見送られて、お腹も気持ちも満腹満足なランチになりました。だって、これでお値段900円って素敵すぎません?
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