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〜かたることばが歌になる風になる〜

韓国ドラマ「六龍が飛ぶ」

昨年妹と韓国旅行した時に撮影していたドラマ「獄中花(オクチュンファ)」がNHKBSでも始まった。
私はすでにcsチャンネルで最終回まで飽きることなく見た。
妹は日曜日楽しみに見ている。長男のお嫁さんのご両親もまた見ておられるそうだ。

監獄で生まれてオクニョ(獄女・すごい名前!)と名付けられた数奇な運命のヒロインが、自分を生んですぐ亡くなった母親の死の真相を探るため、その類まれな聡明さや勇気をもって色々なことに挑戦していくサクセスストーリーだ。
成長する過程で色々な人と出会い助けられ、弱い人たちのために立ちはだかる悪にも果敢に立ち向かっていく。
最後に自分が何者なのかを知るが、これがすごい展開となっていく筋書きが面白い。

韓国ドラマでは俳優陣の演技力と、時代劇ではその殺陣などのアクションにも圧倒される。
現代劇でファッションも鮮やかに華麗に振る舞う女優さんが、男優さん顔負けの見事な立ち回りを演じるのにも驚かされる。
当然のことだが、容姿、頭脳も含めてマルチな才能とカリスマ性を持った選び抜かれた人たちだ。


また、先日見終わったが「六龍が飛ぶ」という時代劇も圧巻だった。

「六龍が飛ぶ」は、私たちが歴史で習った「高麗」という国から新しい国へ変わる変革の時代の物語。
腐敗した高麗に革命を起こし、新たな理想国家を目指して立ち上がったこの6人の英雄たちの話だ。

今、北朝鮮がとても厄介なことになっているが、朝鮮という国はずっと中国に脅かされ隷属させられてきた歴史があるので、歴史物のシナリオの根幹として外せない史実を元に、島国の日本では想像もできない悲惨な苦痛がどのドラマでも描かれている。
日本の「倭寇」もまた侵略略奪が横行し、1945年第二次大戦が終結するまでは、朝鮮を日本が統治していたことも事実で、いつまで持つの?という拭えない半日感情になっているようには思う。北朝鮮の拉致はこれらの報復だと言う人も居る。

「六龍が飛ぶ」の主人公イ・バンウォン(朝鮮王国の初代王イ・ソンゲの五男)に、若い俳優ユ・アインが扮していて、三代目の王に就くまでの政権争いの中での知恵と駆け引き、後継者になりうる長男でもなく五男という立場から、王座を得る経緯での策略と苦悩を圧倒的な演技で観る人を魅了する。

韓流に傾倒している人がみんなミーハーと言うわけではなく、韓国ドラマにほとんど興味がない私の妹も、画面を見て「かっこ良すぎる」とまで言わせてしまう。
若くてかっこいいで人気を得ていた日本の人気タレントが「演技力がない、ワンパターン、おじさんになってしまった」などという評価で総スカンを食らうのは何とも情けない。




活動を終了した「女声合唱団風」のこと、「コーラス花座」のこと、韓国ドラマ、中国ドラマなど色々。

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