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〜かたることばが歌になる風になる〜

中国ドラマ「晩媚と影 紅きロマンス」が切ない

先日、U-NEXT登録したままを失念していたことを書きましたが
ポイントを使いきろうと観だすと「見放題」のドラマが目に付き
私はどうしても、中国時代劇ドラマを観てしまいます。
「晩媚と影 紅きロマンス」を観た翌朝はいつも
醜く泣きはらした汚い顔になっていました。
2018年に中国で放映されたドラマで、舞台となるのは中国の五代十国時代。

五代十国時代(ごだいじっこくじだい・907年-960年)とは
中国の唐の滅亡から北宋の成立までの間、黄河 流域を中心とした 
華北・中原を統治した5つの王朝(五代)と、華中、華南と華北の一部を支配した
諸地方政権(十国 )とが興亡した時代。
(ドラマの概要から抜粋しました) 

極貧の家に生まれて、幼い頃から働かされてきた娘、蘇 七雪
父親に身売りされてしまいますが、かつて則天武后が設立した
姽婳城(きかくじょう)という暗殺者集団に拾われて
刺客として生き延びることが、唯一の手段として選ぶしかなく
ここで「晩媚(ばんび)」という名前を与えられ、修練を始めることになります。
常に人を殺すことが仕事で、時には仲間と果し合いをして殺すことで
昇格していくという壮絶な毎日。

この女たちには「影」と呼ばれる護衛が付く仕組みになっていて
晩媚は「長安(ちょうあん)」という寡黙で謎めいた孤高の男を選びます。
「影」の役割は女刺客たちを身を挺して守り、万が一刺客がしくじった時は
一緒に死ぬという宿命を背負っています。

姽婳城の残虐な女城主「姹蘿(たら)」からの暗殺の命が下ると
幼少から辛酸をなめて育ってきている晩媚は、覚悟を決めたまっすぐな心で
その苦難の仕事に立ち向かいます。
その晩媚に表から裏から、静かにぴったりと寄り添う影の長安。
二人はいつしか想い合う仲になっていきますが、この姽婳城では決して
刺客と影の恋愛は許されない掟で、死と隣り合わせの危うさの中での恋に
胸が熱くなります。
刺客たちの哀れでむごたらしい最期の姿もあり、おどろおどろした世界の中の
二人の静謐で清らかな秘密の恋は切ない

ドラマ途中で
長安は「太平公主(則天武后の娘)の子孫」ということが判明し
晩媚の危機を助けることができない事態に陥り、彼女は囚われの身となります。
凄惨な拷問と、美しい顔にも傷をつけられ、身も心もボロボロの状態になった晩媚は
身売りされた時、彼女を最初に救いだした若様「李嗣源(りしげん)」の臣下
「月影」に助け出されます。
最後まで守り抜くと晩媚に誓った長安の裏切りに対して
心を閉ざしてしまった晩媚は、、、。

中国のそれぞれの俳優さんたちの美しさが目を引きます。

則天武后(そくてんぶこう)とは
則天武后・武 則天(ぶ そくてん)は、中国史上唯一の女帝。
唐の高宗の皇后となり、後に唐に代わり武周朝を建てた。
日本では則天武后(そくてんぶこう)と呼ばれることが多いが
この名称は彼女が自らの遺言により、皇后の礼をもって埋葬された時の呼称である。
古来より「則天」と姓名をはっきりさせず呼ばれてきたが
現在の中国では姓を冠して「武 則天」と呼ぶことが一般的。
「人物相関図」
残虐なシーンも多く、陰鬱な気分になることもあった
中国ドラマ特有のファンタジー的な36話でした。
晩媚に扮しているのはリー・イートン。貧しい育ちの娘ではあるが
無邪気な可愛らしさがあって、李嗣源にも想いを寄せられる女性。
長安はチュー・チューシアオ。
この男優さんはこの撮影時は25歳ぐらいですが、落ち着いていてとても魅力的。

活動を終了した「女声合唱団風」のこと、「コーラス花座」のこと、韓国ドラマ、中国ドラマなど色々。

コメント一覧

chorus-kaze
さわやか♪さま
こちらの記事もお読み頂きましてありがとうございます。
中国ドラマ、韓国ドラマもシナリオがよく練り込まれていて
観る価値があるように思います。

そろそろ涼しくなり、良い季節になりましたね。
どうぞご自愛下さい。
さわやか♪
中国ドラマは考え方の奥を教えてくれるものが多いですね
これはまだみていませんけれど

コメントいただいてありがとうございます
リコメまた書きました

天気が良くなってきて気持のよい秋を感じています
体に気を付けてお過ごしください
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