お正月前後の我が家のこと

お正月気分はすっかり遠ざかり、今日あたりから仕事に向かった方も多いと思う。
北海道の大雪で飛行機✈️が飛ばなくなり、帰宅困難になられた方々のニュースが報じられていた。
実家から遠方にお住まいの方々は時間も費用も半端じゃないと思う。

我が家では、孫が高校受験を控えていることもあって何となく気ぜわしい長男家族は、例年来る大晦日はやめて今年は元旦から2日にかけて来てくれた。
お雑煮とおせちのお昼をして夜はチーズフォンデュ。元旦からお鍋とかフォンデュもどうかと思ったが、チーズフォンデュのたーくさん用意した具材は全て無くなりチーズフォンデュ🧀は正解だった。
2日には下の息子家族も来てお年玉の交換🧧や、私が作ったおせちやお雑煮を食べて、2時に開店する近くの焼肉店での遅い賑やかな昼食をした。

来ないと寂しいけれど、私一人になってからの彼らの宿泊や食事の準備は正直きつい。
だからと言って主人が健在だったとしても、手伝ってもらえることはどれだけあるかなとは思う。
やろう！という気持ちは今までと変わらないが、まとめて暮れに掃除とおせち準備やらなんやか根を詰めたのが祟ったのか、30日午前中威勢良く洗車のように窓ガラスをホースの水で洗い流したりして、一段落したお昼頃急にめまいに襲われ立っていられなくなった。コタツの中で左耳を下にして休んでいたが、実家の換気をするために窓を開けっ放しにしているのを思い出して閉めに行き、玄関の旧式のねじ回しの鍵を回そうといている時、フラついて車酔いのように🤮吐いてしまった。
嘔吐なんて何十年ぶりだろう。滅多なことでこんな風にはならない私だったが、いろんなことを急にまとめてやろうとしたことや、あれもこれもしないとと考えているストレスが、脳に急激に作用したのだろうと思う。体力気力の衰えを痛感してしまった。

翌日大晦日の朝少しフラッとするような感覚はあったが、徐々に回復してきたので残ったおせちを完成し、一人で年越しそばを頂き紅白を観て何時ものような時間にベッドに着いた。とてもゆったりしていてリラックスできた大晦日を過ごせたようだ。
お正月来てくれた長男のお嫁さんのともちゃんには、私が一人で年越しをするのは寂しいだろうと、毎年大晦日に来てくれている長男家族の思いやりを感じていて嬉しいが、あなた達も31日に来るのは大変だろうし、私は毎日一人の夜を過ごしているのは変わりないからという話をすると、来年からは元旦に来るようにすると快諾してくれた。彼らも元旦に来た年賀状の確認ができるようになるのは嬉しいことだろう。

2日皆が揃ったところで施設に入っている母を訪ねた。相変わらず少女のようなおしゃべりを繰り返す母を見ていると、最低でも95歳長かったら100歳まで生きると思う。下の息子も「おばあちゃんはそうやなぁ」と頷く。
自由な私は、それまで出来るだけ自分一人でやりたいことやろうと思う。

2月11日、音楽仲間「ClaVopp」の敬子さんとその音楽仲間の方主催の「連弾パーティ」というお楽しみ会があって、妹と二人でフォーレ作曲の「シチリアーナ」のピアノ連弾をする。
妹は中二まで趣味でピアノを習っていたが、ここ数年ヤマハのピアノ教室でまた習っているらしい。渋っている妹を引っ張り出したが、まんざらでもないようだし、妹とは初めての連弾だが中々よく合っている気がしている。プリモは妹セカンドは私。
3月末に妹と南イタリア🇮🇹に旅行する予定でシチリア島にも行くが、選んだのが図らずも「シチリアーナ」とは。