知ってはいたけれどお金の両替の有料化。
私が子供の頃から、ピアノの先生へのお月謝は
母が新しいお札を入れて月毎にお渡ししていました。
そして自分が先生として教えさせてもらっていた何十年か前の頃は
大方のご父兄は、新札を入れて下さっていました。
遠い昔は、習い事の決まりのように
新しいお札で先生への謝意を表していました。
私が小さいお子さんに最後にレッスンさせてもらっていたのは
多分20年ぐらいも前で、その頃に既にそんな謝意の感覚も少なくなってきて
学校の集金のような感じに見えるご家庭もあった気がします。
今は大人の生徒さんの章子さんだけ。
彼女は子供の頃からご実家でピアノを習っていて
結婚後、現在大学4回生になる坊ちゃんが、幼稚園の年長さんだった頃に初めて来られて
月2回か1回のペースのレッスンが16年となりました。
今はコロナ禍というのと、ご自分のお仕事が忙しくてしばらく来られていないからか
「中々練習できないのでレッスンではなくて、ちょっとご挨拶に」と連絡下さって
明日来訪予定です。
この方は、ずっとお月謝はピンピンの手の切れそうな(笑)お札です。
「コーラス花座」の月会費は、別に新札でなくて良いのですが
指揮者やピアニストさんへの、謝礼や交通費等に役立つのもあってか
新札を入れてくるメンバーも結構います。私もその一人。
お金には変わりがないので
くちゃくちゃの紙幣でも何でも全く問題ないし十分とは言え
日本人の礼節というのか、汚いお札は相手様に失礼という考えと
お稽古ごとが贅沢だった、日本の古き良き時代の習わしと言えましょう。
今日は水曜日で、私の馴染みの銀行さんは午前中12時まで両替ができる日です。
両替に行って行員さんの言葉で、手数料がいることを知らされ「そうだった!」と。
10枚交換で220円。11枚〜50枚で770円⁉️
自分のお金なのになぁ、、、💦
もうすぐ来る、お正月の孫たちへのお年玉のことが頭をよぎりました。
スマホなどで、電子マネーで渡すというのを聞いたことがありますが
少し納得せざるを得ない気分。
何でも「ペーパーレス」で簡単ですが味気ない時代です。
気分直しに、父の陶芸作品を再度です。
以前にもお読み下さった方もある父の渾身の陶芸作品です。
何回か開いた「作陶展」のご案内の写真にも使った「辰砂」(しんしゃ)の大壺。
記事には「辰砂」という鉱物についても書いています。
「思い出をふりかえってみる」
「NHK連続ドラマ「スカーレット」 今日は亜鉛結晶釉(あえんけっしょうゆう)」
「父の「釉薬」ノート」
真ん中一番幅がある所が30センチぐらい、高さ35センチぐらいです。