〜かたることばが歌になる風になる〜

城崎温泉旅行その二 続きの続き

先の旅行記に書き忘れたが、豊岡の永楽館歌舞伎で片岡愛之助が毎年公演しているそうで、4日から芝居のために来ていて、彼は有名な旅館の本館に泊まり、別館に噂の藤原紀香が泊まっていると、ガイドさんがしきりに言っていた。彼はそれほど有名でなかったので切符も中々売れなかったが、テレビドラマ「半沢直樹」で一躍ブレイクして広く知られるようになってからは、チケットがすぐ完売するようになったとか。


さて今回どうしても行きたいと思っていた「竹田城跡」

亡くなった主人は、この近くの朝来市生野町の会社に一時単身赴任していたことがある。
この会社は10年以上前他社との合併があり、その後主人は佐賀の方へ転勤となった。
主人が定年退職したあと数年後に工場が閉鎖となり、退職や転職を余儀なくさせられた若い方がたくさんいた。
そのおひとりで、今夏、主人の仏前にお参りして下さった、この竹田城跡の観光協会に転職されたTさんがいる。

主人が亡くなって初めて「竹田城跡」への観光には切ないものがあったが、主人の現役時代とは違う形で、Tさんの忙しそうな姿を目の当たりにできたことはとても嬉しいことだった。

竹田城跡の雲海を見るには朝4時から出発するバスに乗って頂上に向かわねばならない。また天候に寄って必ずしも雲海が見られるわけではないとのこと。

周遊バスで「山城(やまじろ)の郷」にお昼2時半に着くとTさんが出迎えてくれて、このあと城跡の手前まで行く「天空バス」出発までの間にコーヒーをご馳走して下さった。
Tさんは会社のゴルフコンペの幹事さんをしてくれていつもお世話になった方。
下手な私もコンペの時にはよく呼んで下さったことを思い出す。何もかもが「夢のあと」のようだ。










この写真の集落あたりの上に雲海が立ち込めるのだろう。

竹田城跡観光が済むとあとは、お土産を買う「道の駅 但馬のまほろば」へ。
『まほろば』とは「素晴らしい場所」「住みやすい場所」などの意味。

会社があった朝来(あさご)市は「岩津ねぎ」という、軸が太くて粘り気のある汁をいっぱい含んで甘い味のするねぎが特産。
但し今は時期ではないので、道の駅では売っていなかったが、主人が健在の頃地元の方が送って下さったことがあったが、かなりかさ高かったと記憶している。湯がいてお浸し風に食べたり、グラタンの具に入れるなどして食することができるようだ。

電車の中で夕食代わりに食べようと、店の外で売っていた但馬牛のメンチカツと、岩津ねぎの入っているという(時期じゃないのに?)揚げたてのコロッケを買った。
周遊バスは、帰りの17時44分発の電車には十分間に合うよう最終の和田山駅に到着。
多分リタイアして再就職したのだろうかと思える年配のベテランガイドさんの、漫談のような楽しいお話の進行でこの旅行を終えることができた。

これからまた日々の生活に戻る。前に進んでいこうと思う。

活動を終了した「女声合唱団風」のこと、「コーラス花座」のこと、韓国ドラマ、中国ドラマなど色々。

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