昭和48年(1973)1月に『月刊 中華街』という雑誌が創刊されました。 何年続いたのかは分かりませんが、その一部が横浜市中央図書館と神奈川県立図書館に保存されています。でもねぇ、残念ですが両者を合わせても全部は揃わないんですよ……。 まぁ、それでも何が書かれているのか読んでみたくなり、図書館に行ってきました。そして、これまた残念なことに禁帯出なんです。つまり家に持って帰って読むことができないのよね。 仕方ないので、ときどき図書館に行って読んできました。これについては後日お知らせしたいと思いますが、今日の記事はその図書館からの帰り道のお話しです。 成田山横浜別院から旧旅館街を抜けて「キクヤ カリー」に寄ってみようと思いながら坂を下っていくと…… 旅館だった一軒の家で何やら工事が行われていました。 近づいてみると、どうやら解体ではなくリニューアルのような雰囲気です。 なんと、リノベーションして「ゲストハウス」にするらしい…… ここは築50年なんだそうです。 ゲストハウスは、素泊まり1泊 3,000円 程度になるのかな。 寿町では、空き室になっている簡易宿泊所(通称ドヤ)を使ったホステルビレッジができており、最近は外国人観光客やスポーツの大会に出場する女子高校生の団体なども泊まりに来て賑わっているようですが、こちらの旅館街でも同じような町づくりが行われていくのでしょうか。 和風な感じでリノベーションするみたい。 元が旅館だからね。 私は寿町のホステルにときどき泊りに行っていますので、こちらも完成したら一度訪問してみたいです。 ここで工事をしていた若い男女2人に訊いてみました。 私:業者の方ですか? 男:いえ、ここをリノベーションしてゲストハウスをやろとしているんですが、工事に関しては素人です。 私:素人なのによくやっていますねぇ。 男:専門の人が一人いて、その方に教えてもらいながらやっていますから。 若い二人がちょっとずつ工事をしているとのことでした。 内部を見せていただきました。 天井を這う電線。そこには、あの懐かしい碍子(がいし)が! 野毛に「ちどり」というとんでもなく小さな飲み屋さんがありましたが、あそこで見て以来ですね、こんな昭和な電線を見るのは。 陶器製のヒューズボックス!! 若い彼らに碍子とか陶器製ヒューズボックスとかを教えたら、ビックリしていました。 この坂道の両サイドには、元旅館が何軒か残っています。 もしかしたら、ゲストハウス坂と命名される日が来るかもしれませんね。 周辺には飲食店がたくさんあるし、近くの図書館で読書三昧できるし、駅も近いからすごく流行りそう♪ 最後にもう一度、「月刊 中華街」のお話しを。 これを編集発行していたのはエフアールという会社でした。どこかで聞いた名前だなと思って調べてみたら、なんと~、あの伝説の月刊誌「はまっこ」を制作していた会社だったんですよ! 現在、こちらの雑誌も図書館にはほとんど保存されていません。雑誌というのは残りにくいんだよねぇ~。 古書で出ていたら即買いです! ←素晴らしき横浜中華街にクリックしてね |
今月末、本牧であると聞きました。
こっちの話も聞けるのでしょうか。
「はまっこ」を作っていた会社は、
「ドロップ・イン・伊勢佐木町」というのもやっていたことを、
今回初めて知りました。
しかし、この雑誌もほとんど見ることができないようです。
講座に行ってみたいですけど、
この日は無理…・・・・
うまく軌道に乗るといいですね。
こういうのは応援したくなります。