中華街ランチ探偵団「酔華」

中華料理店の密集する横浜中華街。最近はなかなかランチに行けないのだが、少しずつ更新していきます。

カラフルな店

2014年01月16日 | 中華街(大通り)

 最近はどうだか分からないが、「江戸清」では2月の建国記念日には必ず日の丸を揚げていた。
 このことを知っている方は少ないと思う。ましてや、その光景を見たという人はほとんどいないのではないだろうか。

 中華街大通りのなかで、「ここは日本であること」、「自分は日本人であること」を人知れず主張していたのだ。

 そんな「江戸清」が3年ほど前に店舗を建て替えた。そして出来上がったのが、このような和風の店舗である。

 白い蔵をイメージしているのだが、夜になるといろいろなカラーでライトアップされる。
 何色あるのか確認していないが、ちょっとだけご覧くださいね。









 と、まあこんな感じだ。

 これを眺めていて大相撲の廻し(まわし)を思い出した。

 昔はどの力士もたいてい黒の廻しだったはず。それが最近はいろいろなカラーで登場するようになってきた。

 Wikipediaによると…

 日本相撲協会による規定では紺・紫色系統のものを使用することと定められているがカラーテレビの普及と共に色とりどりの廻しが咲き乱れることとなり、実際は黙認されている。昭和32年11月場所で玉乃海太三郎が締めた金色の廻しが「カラー廻し」の始まりとされる。昭和33年9月場所、協会規定により関取資格者は廻しの色を黒か紺に統一することにしたが、その後も輪島や高見山など個性的な色調の廻しで人気を博した関取は少なくない。

 だそうだ。

 なるほどね、カラーテレビの普及とリンクしていたわけね。


 そして最近気がついたのだが、小学生のランドセルもカラフルになってきたようだ。
 これも昔は赤と黒しかなかったはずなのに、先日、テレビニュースで見たのは何十色ものランドセルだった。
 こちらはカラーテレビの普及とは関係ないようだが……

 男は黒、女は赤という既成概念が崩れてきたことにもよるのだろう。男女共同参画社会か。
 ただ、カラー化といっても、男子は依然として黒が多いようで、実際にカラーランドセルを背負うのは女子だそうだ。

 昔はみんなが同じメーカーの同じ色のランドセルを使っていたから、たまには取り違え事件も起きたりしたが、こうなってくると他の子どものと間違って背負うこともないのかな。


 「江戸清」のカラーライトアップから、力士の廻し、小学生のランドセルまで連想してしまった。

 参考に「江戸清」の歴史に関する過去記事もどうぞ。

 

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2 コメント

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現代はカラフルって言うのかなー (馬の骨)
2014-01-16 15:01:31
味と値段で勝負すべきだ、なんて言うのはもう古いのかなー。
西洋人でもないのに頭の毛を茶色に染めて、山猿そっくりの顔にしたり。
女性は目玉のまわりを黒く描いたり、だいたい目玉のまわりを黒く描いていたのは、
浅草の喜劇役者、大宮デンスケの専売だったんだが。
拙はどうも時代遅れになっちまったらしい。
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デンスケ (管理人)
2014-01-17 05:29:53
>馬の骨さん
懐かしい役者が出てきましたねぇ。
たしかに目の周りを黒くしていました。
私は髪の毛を黒くしています。
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