2010年 暑かった北海道の旅 その６ 三段滝～ニングルハウス～風のガーデン

８月９日（月）、親戚の家から富良野方面へ出撃する。 　まずは芦別の三段滝へ。 　先日来の雨の影響で、川は薄茶色に濁り、かなり増水しているようだった。 　聞けば、普段はきれいな水が爽やかに流れているという。 　 　芦別の三段滝 　私は三段腹… 　轟々と音を立てて流れ落ちていた。 　観瀑台で眺める我々に飛沫が降りかかってくる。 　マイナスイオン効果か、なかなか気分がいい。 　しかも猛暑のなか、涼を取るには最高の場所だった。 　その後訪れたのは新富良野プリンスホテル前にあるニングルテラス。 　ニングルとは森の妖精という意味だ。そんな妖精が住んでいそうな小さなログハウスが森の中に点在している。 　 　そこに居るのは妖精ではなく、お土産販売のおねえさんたち。 　女性や子どもに喜ばれそうなグッズが並べられていた。 　おじさんにはちょっと…… 　 　続いて向かったのは、すぐ隣にある風のガーデン。 　ここは脚本家・倉本聰が「フジテレビ開局50周年記念ドラマ」として制作した『風のガーデン』の舞台となった場所。 　 　ドラマ撮影時そのままのセットを見学することができる。 　このガーデンは２年がかりで造成されたそうだ。 　そこに咲き乱れる365種類もの花が、美しい癒しの風景を創り出し、ドラマの見どころの一つともなっていた。 　グリーンハウス。 　この家の近くにアイスクリームを売っている小屋があり、ためしに食べてみたところ、これがなかなか美味しかったのでビックリ。 　こんな観光地なので意外な感じがしたのだが、やっぱりアイスクリームは北海道だべさ。 　ガーデン内には蜜を求めて蝶が多数飛来していた。 　原っぱには、こんなお遊びも。 　遠くから眺めたときは、一瞬、本物の子どもと犬かと思ったほど。 　風のガーデンで優雅な時間を過ごしたあとは、富良野市街にあるそば処「小玉家」に向かった。 　妻の食べた天ぷら蕎麦。 　アナゴの天ぷらだって。 　もの凄い量だ。 　 　右の小型麺はドンブリ物のセットで付いてきた蕎麦で、小食の私なんか、これだけで充分。 　腹が満ちたら、これから２泊３日でキャンプするキトウシ家族旅行村ケビンに向けて出発。 　キャンプといえば炭火焼バーベキュー。 　照明用のランプは持ってきていたのだが、芯が故障しておりせっかくの物が役に立たず。 　仕方なく車のライトで照らす。 　まずは野菜、豚肉、羊肉、トウモロコシ、キノコ、ホルモンなどを並べて焼きあがるのを待つが、最初のうちは火力が弱くなかなか食べられない。 　みなさん、じ～っと眺めているだけ。 　炭を足してウチワで扇ぐとガンガンに燃えてきた。 　しかし、煙が… 　魚を乗せたから、それが余計に煙を誘ったのかもしれない。 　煙くて煙くて…たまんなかったなぁ。 　 　でも、さすが北海道の新鮮な素材を炭火焼きしただけあって美味しい！ 　夜も更けてきたので女子供たちはケビンに中に。 　おじさんたちはターフの下でさらに飲み続ける。 　最後は目も虚ろに。 　正面にいるおじさんの顔がこんなにぼやけて見える… 　このキャンプ場のケビンには何でも揃っているのだが、機能的にはどれもイマイチ！ 　こんな包丁でなにを切れっていうの。 　こいつのせいで、料理の腕前を見せることができなかった……。 　（つづく） 　《これまでの記事》 　その１　ラーメン共和国編 　その２　赤れんが庁舎編 　その３　大通り公園ビヤガーデン編 　その４　長沼キッチンファームヤード編 　その５　カフェ「ZILL」、護国神社編 ←素晴らしき横浜中華街にクリックしてね 「ハマる横浜中華街」情報はコチラ⇒