中華街ランチ探偵団「酔華」

中華料理店の密集する横浜中華街。最近はなかなかランチに行けないのだが、少しずつ更新していきます。

春節燈花の点燈式

2005年12月02日 | 中華街いろいろ
 今日は、これから来年の2月12日まで続く春節の初日になります。これを祝う春節燈花点燈式が中華街大通りで行われました。
 「10、9、8……3、2、1」
 カウントダウンに合わせて、林さん(中華街発展会理事長)がボタンを押すと、大通りに吊るされた電飾が一斉に輝きだしました。


 その後は、例によって獅子舞です。でも、今日は普通の舞だけではありません。変った芸を披露してくれたのです。
 点燈用のボタンが置かれたテーブルの前に、ミカンと青梗菜と壷に入った飴玉
が並べられていました。そこに2匹の獅子が登場します。



 何をするのか、見物人は興味津々で眺めていました。すると地面に並べられたミカンを食べ始めたのです。もちろん獅子が食べるわけではなく、中の人間がひとつずつ拾っていくわけですが、なんとなく獅子が食べているように見えるわけです。
 ミカンの列を平らげたあとは青梗菜と飴玉です。全部がお腹の中に入ってからしばらくは動きがありません。腹ばいになったまま、なにやらモゾモゾしているだけです。
 数分後、獅子が立ち上がると、大きな口から青梗菜を吐き出し、飴玉もばら撒かれました。そして地面を見ると、なんということでしょう! ミカンの実を並べて文字が描かれていたのです。見物人は「大利」「大吉」の周りに集まって写真を撮っていました。
 最後は、通常の獅子舞です。頭の担当者が、後ろ足担当者の肩に乗って立ち上がり、拍手喝采を浴びて終わりました。




  

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