中華街ランチ探偵団「酔華」

中華料理店の密集する横浜中華街。最近はなかなかランチに行けないのだが、少しずつ更新していきます。

唐辛子打ち込みの赤い麺  ~王興記の担担麺~

2007年10月17日 | 中華街(南門通りシルクロード・媽祖小路)

 先日、南門通り「王興記」の前を通ったら、赤い麺を使った焼きそばの写真が出ているのに気がついた。

 《ふ~ん、赤い麺かぁ。そういえば金華園には緑色の麺があるし、広東では青いスープのラーメンを出すよなぁ…それに赤い麺といえばドン兵衛のキツネだったか、緑はタヌキか…》

 なんて考えながら通り過ぎてしまった。

 ところが、それから毎日、あの赤い麺が気になって気になって、これはもう食べに行くしかないと思いつめ、先週のある日、行ってみた。

 店員に聞くと、赤いのは唐辛子を打ち込んでいるからだという。写真に出ていたのは焼きそばだが、同じ麺を使った担担麺もあるらしい。
 麺自体に違いはない。ただ、汁ソバの方が辛味が柔らかく感じるそうだ。

 どの程度辛いのかイマイチ分からないので、ここは安全を期して担担麺を選択した。
 出てきたドンブリを見ても普通の担担麺とどこが違うんだ!と、ひとこと文句を言いたくなるほど、何の変哲もない一般的な容貌をしている。


 これでは分からないので、麺をずり上げてみた。たしかに色が違う。でも赤とはいえない、オレンジ色かなぁ。

 まずは、ひとすすり。ズズズー、チュルッ。

 「福満園」の激辛麺とは違って、むせ返ることはない。でも、最初の一口で舌にピリリときた。これは、まさしく唐辛子を練り込んでいる味だった。
 やがて食べ進むうちに、芝麻醤を使った甘めのスープと中和されてきて、辛いという感じは次第に消えていったが…。


 さて、この麺の色をどう伝えたらいいのだろうか。カメラで再現できるのだろうか。
 とりあえず、スープも減ってきたところで、むき出しになった麺を撮影してみた。これで麺の色がお分かりいただけただろうか。
 

←素晴らしき横浜中華街にクリックしてね

「ハマる横浜中華街」ランチ情報はコチラ⇒




コメント (4)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 市場通り「福満園別館」で麻... | トップ | 久々の「三蔵飯店」でランチ... »

4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
辛子麺 (本須)
2007-10-17 19:57:56
私もここの赤い麺の写真は気になってました。
「辣子涼麺」という冷やし麺の写真もあったのですが、
食べないでいるうちに秋になってしまいました。

こういうのは気になったら即入らないとだめですね。
返信する
たしかに (酔華)
2007-10-17 20:19:14
気になったら即、入店。これが鉄則ですね。
気がついたら無かったりしますから。
返信する
それはそうと (uzuuzu)
2007-10-18 01:53:52
王興記、坦坦麺もデリバリして貰えるのでしょうかね。

それはそうと、“菜”が店を閉めるようですよ。
結構お気に入りだったのですが。
後には、何と焼肉屋さんだとか・・・
返信する
uzuuzu様 (酔華)
2007-10-18 04:26:52
王興記のデリバリーは弁当だけではないですか。汁ものはやらないんじゃないかな。聞いてみようかな。

「菜」が閉店だって!?
うーん…
なにも問題なさそうな雰囲気でしたけどね。

焼肉屋をやるには、あのフロアはピッタリかぁ。
返信する

コメントを投稿

中華街(南門通りシルクロード・媽祖小路)」カテゴリの最新記事