6年前に開催された「オープン! ヘリテイジ」。今さらかと思いますが、そこで建物内部や屋上に足を踏み入れたビルをご紹介しておきます。普段はなかなか見ることができませんのでね。 今日取り上げるのは、日本大通りを海側に突き進んでいくと正面に見えてくる古い建物「海洋会館」。昭和4年(1929)に建てられています。 この辺にはスクラッチタイルを貼った古い建物が4棟並んでいたのですが、像の鼻地区を造るときに、そのうちの一つ「キッコーマンビル」を解体してしまいました。 さて、海洋会館の屋上をご覧ください。 人がいますね。「オープン!ヘリテイジ」に来た建物ファンや写真愛好家のようです。 ツタがいい感じですね。 ここが海洋会館の入口。 ワクワクしながら階段を昇ります。 パイロットクラブです。 パイロットといっても飛行機の操縦士じゃないですよ。多数の船舶が行き交う港において、そこをあまり知らない外国船などの船長を補助し、船を安全かつ効率的に導く専門家のことで、日本語では水先人といいます。 こんな部屋で集会をやるんだね。 シャンデリアも素敵だなぁ。 ドアの窓。まるで船室のようです。 こちらは横浜マリンクラブ。 どんな人が会員なのか調べてみたら、国立大学法人東京海洋大学海洋工学部、国立大学法人神戸大学海事科学部などの卒業生だとか。 その方々の組織を海洋会というそうです。 内部にもスクラッチタイルを使っているんですねぇ。 窓から見える壁面のツタ。いい感じ♪ 何が書いてあるのか、ジックリお読みください。 屋上から日本大通りがよくみえます。。 MMみなとみらい方面を眺めてみました。 この建物は農協が入っていた旧神奈川県産業組合館。 1階から屋上まで連続する縦のライン、その間に収まる「田」の字型の窓、なかなかいい感じのビルでしたが… 今はこんなことに。 まるごと保存したかのようです。 でも、これは模造品なのね。 横浜市認定歴史的建造物なんて表示されていますが、もともとの構造物は角の壁面だけです。 解体工事中の風景は・・・こちらから。 新港ふ頭方面。 畳を並べたようなアレは何なのでしょうかね。ドミノ倒し… 像の鼻が見えます。 聞くところによると、周辺の古いビルを解体して、この畳をさらに伸ばす計画だとか。 なんでそんなことを考えるのかなぁ… ツタが素晴らしい! これは「海洋会館」の屋上。 バーベキューの跡。 夏になるとビアガーデンをやっていたりするので、会員たちがよく宴会で利用しているのでしょうかね。 ←素晴らしき横浜中華街にクリックしてね |
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