中華街ランチ探偵団「酔華」

中華料理店の密集する横浜中華街。最近はなかなかランチに行けないのだが、少しずつ更新していきます。

2019年12月下旬の横浜中華街

2019年12月31日 | 中華街いろいろ

 2006年に開設した当ブログは、あれからほぼ14年が経過した。(但し:記事の内容は2004年から始まっています)

 まだ若くて勢いがあった頃は、毎日のように更新していたが、歳と共にそれが頭髪とリンクしながら減ってきたのは仕方ないことだと思う。さらに、「中華街ランチ」を名乗るブログでありながら、転職によって中華街から離れてしまい、この街に出かける頻度が減少したことも影響しているのだろう。

 そんなことを感じるこの1年であるが、どれだけ記事をアップしたのか、ちょっと振り返ってみようか。
 
1月・・・ 4件
2月・・・10件
3月・・・10件
4月・・・10件
5月・・・ 8件
6月・・・11件
7月・・・11件
8月・・・ 9件
9月・・・12件
10月・・・11件
11月・・・10件
12月・・・10件(この記事まで)

 当然、中華街ランチの登場は数えるほどしかない。詳しく調べていないが、おそらく1ヶ月に1~2回ぐらいではないだろうか。
 
 ということで、今日の記事にも料理の写真は出てこない。しかし、この街の変化を見るには結構、役に立つのではないかと思っている。

 冒頭の写真は、かつてバー「チェッカーズ」があった場所。7月にこの前を通った際に、「建築計画のお知らせ」看板を見かけたが、そこで得られた情報は、「ホテルまたは旅館」が建つということだったが、

 あれから5ヶ月後の12月下旬に見ると…


 それが「HOTEL LIVE MAX」であることが判明した。南門通りにある、あのホテルだよね。
 最近の中華街は、ホステルなども含めて、宿泊施設がすごい勢いで増えているが、そんなに需要があるのでしょうかね…


 大通りと広東道を結ぶ小路にある肉の「いく田」がリニューアルしていた。


 定食も始めたようだ。ハンバーグ定食が1,480円。
 ほかにも魚定食、しびれ油淋鶏定食、広島産牡蠣フライ定食、トンカツ定食(各880円)といったメニューが出ている。


 さらに、流行に乗ったこんなものまで。タピオカと大鶏排だ。


 香港路にある「七福2号店」。いっときタピオカの店になっていたが、やはり元に戻すのでしょうか。


 市場通りの食べ放題店「中南海」が店名を変更したようで、「横浜酒家」となっていた。


 南門通りの「横濱炸鶏排」。最近は店名に「横浜」をつける傾向があるのかな。


 市場通りの「りーろん(江戸清)」。ここでも大鶏排が…
 

 野球の独立リーグが神奈川県にも誕生するそうだ。このポスターは媽祖小路の「熊倉自転車店」に貼られている。


 クリスマス近くの「謝甜記弐号店」(上海路)。この時期は同店のサンタクロースがひときわ存在感を増す。


 牡蠣粥が出ている♪


 関帝廟通りの「山下電気商会」。横浜中華街の公式ホームページでは「雑貨も扱う便利な電気屋さん」と書かれているけど、もはや電気屋さんではなく、子供用のゲームセンターみたいである。


 お店とは別に電気工事の業務をやっているので、正式には今でも山下電気商会なのかな。
 先代の店主がファンシーグッズが好きで、家庭用電化商品といっしょに、そんなのを置いていた。これはその延長線上で進化した形というべきか。


 上海路の「チルル カフェ」。新しくこんな看板が出ていた。zabutton coffe。同じ経営なのか?


 メニューにも新しいものが加わっている。


 10年前に閉店した「天々好」跡。最近は帽子屋さんが入っていたけど、最近は「新足堂」という台湾式リラクゼーション専門店になっている。


 西門通りの新しい店「煎餅侠」。以前はアイスクリーム屋、クレープ屋、占い屋などが出入りしていた場所だ。
 買って食べている人たちを見ていたら、どうやらクレープの仲間のようだが…
 恰幅の良い彼がつい最近、こんな記事をアップされたいた。


 蘇州小路に最近オープンした台湾黒糖タピオカ専門店「アリトル(A'LITTLE」)」。あっというまに閉店である……


 南門通り。
 以前にも載せたが、「客満堂」のあとが居酒屋になっているが…


 その左隣にあったタバコ屋が消え…何かが建ちそうな予感。


 そのさらに左側にあった「港インテリア」が閉店し、新しい飲食系の店がオープンするような雰囲気が…


 さらに少し左に行ったところの「福龍酒家」。建て替え工事中で、完成までにあと半年はかかるそうだ。
 同店は現在、香港路の「大福林」で営業をしている。


 その香港路の「日昇 四川菜館」。しばらくこんな状態が続いているが……
 どんな変化が起きているのだろうか。


 「萬福大飯店」でもタピオカの売店ボックスが。


 華僑基督教会の角に置かれた新しい看板。「和カフェ CANTIK MANIS」という店だが、どこにあるのかと思ったら…


 こんなところにあった。あの「エロガッパ」が入っているビルだ。このまま和食の殿堂になってほしい♪


 華僑基督教会。地下鉄の入り口近くに建っているキリスト像を長年、清掃をしながら守ってきた教会である。


 今年も大晦日にはこんな行事が行われるようだ。今から行ってみるかな。


 イチゴ飴売り。一度食べてみたいと思っているのだが、なかなか手が出ない。


 「蓮香園」でもコレだ。唐揚げとどう違うのか、これも一度食べてみたいと思っているが…


 神奈川県警と横浜中華街発展会の指導が行われていた。これはやり過ぎだろうね。


 それに比べたら、こっちはたいして邪魔にならない立て看板だが…


 そして、ここのお婆さんまでも取り締まられていた。彼女はもともと、山下町公園まえで食材を売っていたのだが、あそこのゴミ集積所を廃止したとき同時に排除されたのだ。
 以前の中華街には魚を車で移動販売する人とか、アイスクリーム売りとかもいたし、なによりも業種の違うさまざまなお店があった。
 日本蕎麦屋、大衆食堂、洋食屋、和菓子屋、焼肉店、ピアノバーなどなど。

 そんなこと言ったって仕方ないのかもしれないが、せめて個性を出した出店を願いたいものだ。



 そんな中で、変らず続けている店も当然ある。たとえば…
 南門通りのクリーニング店「ミヤケ」。ときどき、ここに洗濯物を出したっけ。


 長安道の「屯(たむろ)」。ランチで通っているうちに、夜、呑みに行くようになった。


 関帝廟通りの「興昌」。ここではランチばかり食べていたが、宴会は1回だけだったかな。


 媽祖小路の「熊倉自転車店」。よくパンクの修理に利用させてもらった。


 関帝廟通りの「三和楼」。ここも女将さんの接遇が好きでよくランチを食べに行った。


 香港路の「上海飯店」。店主に個性があり過ぎて……でも、先代が健在だった頃は2階で宴会もやったなぁ…


 関帝廟通りの「蓬莱閣」。ここの餃子が好きで、ときどきランチを食べたっけ。


 南門通りの「大三元酒家」。麻雀好きの店主がいた。


 そして中山路の「萬和楼」。ここもすごいよね。素食なんていうのもあって、それで宴会をしたことも。

 どれも懐かしくて、好きな店だ。
 他にも何軒かあるが、それはこのブログを検索してみてね。

 平成の30年間で、横浜中華街は大きく様変わりした。店舗のおよそ3分の2は代変わりしてしまった。そしてそれらが同じような形態の店だというから、なんだか残念で仕方ない。

 ということで、今日の記事はここまで。時間があったら夕方にでも、もう一件、アップするかもしれない。
 

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4 コメント

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また一年 (冬桃)
2019-12-31 20:35:19
 めまぐるしく変わっていく横浜中華街。
 酔華さんのブログは、貴重なその記録です。
 今年も興味深い記事を楽しませていただきました。
 来年もどうかよろしくお願いいたします。
 良い年になりますように!
返信する
あけましておめでとうございます! (赤飯番長)
2020-01-01 07:57:11
中華街、新しい店、無くなる店、
これからもパトロールお願いします!!
今年もどうぞ宜しくお願い致します♪
返信する
今年も (管理人)
2020-01-01 08:19:01
>冬桃さん
回数は増えるかどうか分かりませんが、
中華街パトロールをつづけていきます。
先日も中華街関係者が嘆いていました。
この街はどうなっていくのかって。
長いスパンで見ると、この何十年間で大きく変化していますから、
今の状況は変るでしょうね。
返信する
ありがとうございます (管理人)
2020-01-01 08:21:57
>赤飯番長さん
表面的に見てもすごい変り様ですが、
建物の所有関係とかもいろいろあるようですね。
みなとみらい地区も気になりますが、
やはり私はこの街から離れられません。
返信する

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