中華街ランチ探偵団「酔華」

中華料理店の密集する横浜中華街。最近はなかなかランチに行けないのだが、少しずつ更新していきます。

美味しい桃源邨の粥

2007年07月07日 | 中華街(上海路)
 
 今まであえて「桃源邨」の記事は避けてきたのですが、やはりここも掲載しなければいけないと思い直し、書き記すことにしました。
 
 場所は「謝甜記」の裏といえば分かるでしょうか。道路を挟んだ向かい側はローズホテルです。
 本当に小さなお店でテーブルは3つしかありません。しかも一つ一つが小型なので、10人も入れるかどうか、といった感じです。
 日本人の方が経営しているのですが、相当なこだわりを持って作っているようで、中華街の中でもここだけというものを出してくれたりします。どれも美味しく、とくに油条なんか絶品です

 わたくしは、ここのお粥も大好きです。「謝甜記」にお粥を食べに来てそこが行列だったら、ぜひこちらの「桃源邨」をお薦めします。

 お粥のメニューはこんなです。
ピータン入り・エビ入り・モツ入り・鶏肉入り・野菜入り・魚団子入りが各520円!
アワビ入り・貝柱入り・魚入り・上海粥は各630円。
蟹肉入り・肉団子入りが730円、桃源粥・フカヒレ粥は1260円

 これが安かろう悪かろうではないのだ。美味しいのです。

 写真のお粥はピータン入り。520円。ピータンのほかに白髪ネギ、アサツキ、油条が入っていました。この油条はお粥の中でふやけて、トロリとしています。一本のまんま、お粥に入れないでガブリといくのもいいのですが、こうして食べるのもいいですねえ。濃い目のダシも効いていて、とても美味しいです。

 帰りがけに焼餅(210円)を買ってきました。パンというか、餅というか、糕というか、なんと言ったらいいのか分かりませんが、ゴマの風味が香ばしくて、油条と並ぶ逸品です。

 この焼きパンを買いに様々な人たちが来るとか。小林かつよ、團伊玖磨の奥さん、陳建民などが買いに来ていたそうです。
 あ、それから周富徳も買っていった、とおじさんが言っていました。
 中国大使館からも注文が来るそうですから、すごい!

 平日の営業は午後1時からですので、昼休みに食べに行くことはできませんが、遅い昼食をとるときはなるべくココで食べるようにしています。
 昔は午前9時から営業しており、中華街の朝メシ屋という人もいたものです。

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2 コメント

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焼餅? (本須)
2007-07-07 23:52:00
この写真の焼餅ですが、「古代炭焼きパン」
という名前で出ていたものでしょうか?
とても香ばしくておいしいですよね。
私は店の中で温かいものを食べましたが、
持ち帰りにして家でちょっと炙って食べるのも
いいかもしれません。


他にもここは、油条が中に入ったおにぎり
とか、興味深いものがいろいろありますね。
量はちょっと少なめだった気がしますが。
返信する
パンです (ブログ管理人)
2007-07-08 06:35:53
 本須さん、コメントありがとうございます。
 名前は餅になっていますが、その実態はパンですよね。おじさんの話では窯で焼いていると言ってました。

 話は変わりますが、この店の500円の甕だし老酒が、ある時から470円になったのが、ずっと気になっています。
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