中華街の植物園＆動物園

久々に中華街の植物、動物を訪ねてみた。 　冒頭の写真は中山路で見かけたアジサイ。いつもは何気なく通り過ぎているのだが、よくよく観察してみたら、これはそこら辺に咲いている普通のアジサイとは違っていた。 　 　花の形が円錐形になっている。このような花の咲き方をするものにピラミッドアジサイというのがあるのだが、それにしては葉の形が違う。 　こちらの葉の形は柏の葉っぱに似ている。そう、このアジサイはカシワバアジサイなのだ。 　ちなみに、中区柏葉町でこのアジサイをいくつも見かけたが、なにか関係があるのだろうか？ 　さて、今日ご紹介する植物は枇杷。葉の形は楕円形で肉厚、葉脈ごとに波打つ表面が特徴の常緑樹で、原産地は中国南西部という、あのビワだよ。 　中華街では、通りごとに街路樹が決められているようだが、それらの合間にポツポツと枇杷が植わっている。そろそろオレンジ色の実を付け始めているので、中華街を訪れる際には、料理店の看板やショーウィンドーばかりではなく、これにもチョット目をかけてやってください。 　 　ここはロイヤルホールへ至る名もなき通り。右側には大型バスも停められる駐車場。左側にはＮＴＴソフトの入るビジネスビルが建つ。 　この歩道脇の植栽帯に、さまざまな花や樹木が植えられている。おそらく近所の方が手を加えているのだろうと思うが、季節によって次々と別な花が咲き、通行する人々の目を楽しませ、心を潤してくれている。私の好きな一画である。 　最近は枇杷の木に実がなりだしている。これを撮影したときはまだ青い部分があったが、もうそろそろ食べごろなのではないだろうか。 　でも、樹高がありすぎて手が届かない！　「孫の手」でも持ってきて叩き落すか… 　こちらは福建料理の「慶福楼」前。誰かが植えたんだろうね。店の人かな？　果実を料理で使うんだろうか。 　香港路。これは左側に見える民家のものだろうね。実ができても採っちゃだめだよ。 　ここに紹介した枇杷はほんの一部である。みなさん、気をつけて歩けばもっと発見できるよ。 　それにしても、中華街には枇杷が多い。なんでだろう。 　さて、植物園の次は動物園だ。こいつはおとなしい猫。名前は、 知らん！ 　あさりそばが美味しい「吉兆」の玄関。いつもは一匹でいるのに、この日は２人連れ、いや２匹連れだった。友だちを連れてきたのだろうかね。 　よく見かける台車に乗った犬。ほとんど歩けないそうだ。 　朝の香港路。この白猫は初めて見た。なんか怖い！ 　赤兎馬に乗った関羽を押しのけて、デブのパンダが鎮座している。今夏はこいつの季節かもね。 ←素晴らしき横浜中華街にクリックしてね 「ハマる横浜中華街」ランチ情報はコチラ⇒