ここは蘇州小路にある華僑基督教会の角を元町方面に曲がって少し行った場所。GSハイム山下町というマンションだ。 その2階に何軒かお店が入っている。どれもみんな怪しげな感じがしてなかなか入れなかったのだが、先日、勇気を出して初めて階段を登ってみることにした。 私が気になっていたお店の名前は、なんと、「愛をつなぐ喫茶店エロガッパ」という飲食店らしからぬ店名。ご飯やオニギリがあるようだが、まさかホステスがいて食べさせてくれるんじゃなかろうね……。あるいはオカッパ頭で鳳啓助似のエロ爺がマスターだったりして……(鳳啓介はエロガッパと呼ばれていた) なんてことを少し心配しながらビルの中に入ってみることに。 夜だったら、なんとなく福富町のビルを思い出させる雰囲気のビルである。 店の雰囲気を想像しながら階段を登る。 意外と明るいじゃないか。 ドアを開けると、店内はものすごく清潔で美しいインテリアに心が和む雰囲気だ。初訪問なので内部の撮影はできなかったが、どこか「食べるスープの店 大喜」に似ている感じ。 表の黒板メニューに「シャレタ物はありませんが」なんて書いてあったが、店内は一目見て充分にオシャレであることが判る。 しかも、迎えてくれたのはエロ爺ではなく、優しそうなマダム。どこか「大喜」のマダムに似たものを感じさせる方だ。 (エロ爺は自分か……) 店内に置かれたテーブル席は、4人掛け、2人掛けが数組、そのうち一つにはソファーが置かれていた。あとは御一人様席。 先客は2人。どちらも常連客のようだった。しかも、ここ中華街で働いているような感じだ。 やっぱり、このような場所だから観光客は来ないんだろうね。 メニューを見ると、有機栽培コーヒーやハーブティー、十六穀米を使ったご飯などがある。どうやらこの辺も「大喜」と似た雰囲気だ。 私はカウンター脇の2人席に座らせてもらい、健康そうな「おうちごはん」を注文する。 こんな風に出てきたので、一応このメンバーを紹介しておこうね。 オカズは手前から時計回りに茄子の煮物、玉子焼き、キャベツのサラダ、牛蒡と人参のキンピラ、ホウレン草の和え物、漬物、そして中央に配置されたのは鯖焼き。油をほとんど使っていないのがよく分かる。 そしてすごいのが豚汁! とんでもない具だくさんなのだ! お味の方は健康的な薄味。血圧の高いエロ爺には大歓迎の豚汁である。 ご飯は十六穀米。これが上手に炊けていることもあって、ほんとうに美味しい♪ いや~、いい店を見つけたよ。これからはちょくちょく利用させてもらおうかな。 帰りがけに表に出されているもう一つの黒板を見たら、こんなことが書かれていた。 おうちの様なのんびり喫茶店です。オシャレな物はありませんが、愛はあります。 朝7時から営業しているっていうのもポイントが高いよね。 ←素晴らしき横浜中華街にクリックしてね |
それにしても、店名が笑えます。(^○^)
「エロガッパで朝食ポタリング、しようよw」
なんて想像しただけでもネタにする価値ありますね。
何を考えてそんな店名にしたのやら。
rice ball miso soup only ¥500とか書かれた看板もあったので、外国人観光客は当て込んでたのかもしれません。
この店名がとっても気になります。
是非店名の秘密を暴いてくださいませ。
定食がとてもおいしそうですね。こういうご飯、好きです。
ぜひ永く続けて欲しいです、テナント料が高そうだけど。
早朝に訪ねてみたいです。
先日、その由来を聞いてみましたが、よく分かりませんでした。
昔は朝粥を食べられるお店がいくつかありましたが、
最近はほとんどないので、こちらはポイントが高い。
そのうち出会えるかもね。