やっと巡りあえた「金陵」の豚バラ肉ご飯

とうとう「金陵」の豚バラ煮込みかけご飯に辿り着いた。この店ではいつも焼き物の丼を食べていたのだが、週末中華さんが氏のブログに掲載したあの美味そうな写真を見て以来、ずっと夢にまで現れていた憧れのメニューである。 　たまたまこの日は昼休みの時間がタップリあったので、思い切って注文してみた。これまでも何度かオーダーしたことはあるのだが、そのたびに「ちょっとお時間がかかりますよ」と言われ、昼休みの残り時間を計算して諦めていたのだ。 　 　お店に入ったのは１２時１５分。階段を上がり円卓に着席して注文する。 　「豚バラ煮込みかけご飯をお願いしま～す」 　「お時間がかかりますけど、よろしいですかぁ？」 　オバサンはいつもと同じ返事を返して寄こす。 　「はい、はい。まったく問題ないです。いつまでも待っていますよぉ」と答えてから備え付けの朝日新聞を読む。 　１２時３７分、待望の豚バラ肉ご飯が到着。見るからにトロトロのお肉からは、もうもうと湯気が立ち昇っている。（写真を撮影するときは、湯気に息を吹きかけて飛ばしてシャッターを押したので写っていません） 　まずはレンゲをバラ肉に押し当ててみる。すると脂身の部分はトロッとして簡単に切断されてしまった。それほど柔らか～いのだ。　 　口の中に入れたら、見た目以上にトロットロ。これにコッテリとした濃い目のタレが入り混じり、口中至福、舌下悶絶！ 　 　いや～、美味しかったぁ。 　でも、お値段が… 　週末中華さんの場合は８５０円で食べたというのに、この日は１０００円だった！　ずいぶん違うなぁ。 　家に帰ってから保存してあるメニュー表を探してみた。そうしたら、関帝廟通りに店がオープンしたころは（大）（小）あって、（小）なら７００円だったのだ。 　 　ここの丼物は、ランチとして食べるならば（小）でも十分なので、あのときに食べておけばよかった。 ←素晴らしき横浜中華街にクリックしてね 「ハマる横浜中華街」情報はコチラ⇒