図書館のラックにこんなチラシがあったので、作治さんを誘って観に行ってきた。 ~海岸通の名建築、横浜郵船ビルでの最後の展示~という副題に不安を覚えながら…… 設計は和田順顕でコリント式列柱が重厚さを醸し出している。和11年(1936)の竣工。 柱の上の装飾はアカンサス(葉アザミ)と言われているが、ここが日本郵船の建物ということを考えると、どうも波のように私は思えるのだが、どうだろうか。 写真撮影ができるのは、ここまで。 なんでだろうかねぇ~、館内の美しさや展示物の姿などを写真に撮って、入館者がSNSなどで発信すればいいPRになるのに……。 ビルの1階が歴史博物館の展示室になっていて、今回は特別にそれ以外の内部も見学できるのかと思っていたのだが、皆さんが見られるのは、ここだけだとのこと。残念……。 「氷川丸」の模型を展示しているというお知らせ。この模型は「氷川丸」が竣工した時に、設計図に基づいて籾山艦船模型製作所が作ったもので、戦前はバンクーバーの日本郵船代理店で保管されていたのだが、第2次世界大戦下の対日資産凍結によりカナダ政府に没収されていた。 戦後、ウィスコンシン博物館で展示されていることが判明し、何度かの返還交渉を経て日本郵船に戻ってきたそうだ。 縮尺は1/48。全長約340㎝、幅約42㎝。 受付のスタッフに、今後この史料はどうなるのか訊いてみたが、「ここでの展示はこれが最後」というだけで、今後の詳細は不明。 写真を撮影するのも禁止とのことなので、仕方なくトイレの内部だけパチリ(^^♪ 便器は近代的なものに替わっているけど、この窓は昔のままなのかなぁ……。 結局、写真に収めることができなかったため、あれから時間が経過した今、何が展示されていたのか既に記憶がなくなってしまった。 博物館を出て歩車道間の植栽を見ると、こんなことになっていた。あのローズマリーが、車道まで伸びている……。 博物館をあとにして近くの立ち飲み店へ。「ウルトトラスズキ」という店だ。 まずは生ビールで乾杯。 つまみはオリーブの実、レバームースバゲット付き。バゲットは3枚だったのでもう1枚追加してもらった。 レバームースの上にはキャラメルが塗ってあり、それをバーナーで固めているようだ。なかなか美味しかったよ。 ←素晴らしき横浜中華街にクリックしてね |
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