中華街ランチ探偵団「酔華」

中華料理店の密集する横浜中華街。最近はなかなかランチに行けないのだが、少しずつ更新していきます。

「裕福楼」で食べた初ランチは…

2015年08月24日 | 中華街(市場通り)

 ランチ激戦区の香港路にある「裕福楼」。

 この店ができたのは2014年11月だったと思うが、その前は「壱路發」という中華料理店があった。詳しいことは分からないが、ネット上の情報などによると同じ店か、あるいは系列店ではないかという。

 「壱路發」ができる前は、昭和60年代から2012年まで約25年間、中華料理店「頂好」が営業を続けていた。
 
 さらに遡ると、昭和50年代には朝鮮焼肉の「食道苑」が美味しい匂いを漂わせていた。
 当時は中華街に焼肉店が数軒あったのだが、おそらくこの街には中国人、日本人の他に朝鮮・韓国の人たちが大勢住んでいたのだろうね。

 焼肉店の前、昭和40年代にはバーだった。
 アメリカ兵や外国船員が闊歩する街として、香港路や中山路にはバー・クラブなどがひしめいていたのである。

 こうして時系列で定点観測していくと、街の変化がよく分かる。時代を映す鏡のようなものだ。


 さて、この「裕福楼」ができてから、私は店の前を通過するだけで入ったことがなかった。
 そして今月中旬、やっと訪問する機会に恵まれた。

 ここのランチの特徴は白飯ではなく炒飯が出てくること。
 そして、店頭の看板にあるように、写真付きの印刷されたメニューなので、日替わりとか週替わりではないはず。
 そんな中から油淋鶏(ユーリンチー)を選択した。


 店内はこんな感じ。


 まずはスープと漬物が来て、しばらくすると炒飯が運ばれてきた。


 わりとパラパラした炒飯で、食べてみるとなかなか美味しい♪
 これならもっと早く来ればよかったと、ちょっと後悔したのだが…


 やがて油淋鶏と杏仁豆腐が登場。
 

 見た目、どうも気になる…

 それほど肉に厚みがないようだ。
 食べてみると思ったとおりだった。


 コチラのお店では、どこかで見たような焼きそばがある。


 「梅蘭」が先駆者なのだが、こういう焼きそばを出す店が、だんだん増えてきているようだ。

  

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4 コメント

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炒飯よくともおかずはイマイチでしたか (ミサイル超獣)
2015-08-24 20:55:35
何気に手書きメニューの文字の右上がり具合に味がありますね
返信する
メニュー (酔華)
2015-08-25 07:03:32
>ミサイル超獣さん
表は印刷物で、店内は手書き・・・
メニューは定番なのか、週替わりなのか、
よく分かんないですね。
返信する
ドタ勘? (馬の骨)
2015-08-28 19:33:20
写真を見た感じでは、
この炒飯の米は、
もち米に違いない。
粳米と違って、もち米の炒飯は一味違います。
返信する
そうなんですか (酔華)
2015-08-29 06:23:28
>馬の骨さん
私には普通のコメに思えましたけど。
なかなか美味しかったですよ。
返信する

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