前回からの続き。その4。 カラスカレイの甘酢 黒酢風味。旨すぎて頬っぺたが落ちてしまった。 豚の角煮とタコ足の醤油煮込み。豚角煮とタコの足を組み合わせてしまうところがすごい。トロトロの角煮と、歯ごたえの少し残ったタコ足…絶妙のバランスである。 ヤリイカと空心菜の湯引き。イカ好きにはたまらない。 豆腐の肉詰め揚げ。こういうのも時々出てくる。 帆立と豆腐、トマトの煮込み。こういうのが大好き。めっちゃウマっ! 豆腐の海鮮すり身詰め蒸し。凹んだ豆腐の上部に海鮮すり身が詰められている。その頂点に載っているのはカニ肉。 薄塩で旨みたっぷりのあんかけには味わい深いシメジと、磯の香り豊かな海苔が参加しており、柔らかで優しい豆腐をその周囲から穏やかに支援しているよう。 ズワイ蟹肉と豆腐の煮込み。豆腐の合間を埋めている白い物体がズワイ蟹だ。緑色のものは絹サヤ、枝豆、そして生海苔! そこにフクロ茸が加わり、薄い塩味で煮込まれている。淡白な豆腐と蟹の濃い旨みが沁みわたった汁が合わさって、これは絶妙な味わいだ。 ときおり口中に入ってくる絹サヤがワンポイントなアクセントを演じている。そこに蟹の故郷を感じさせる海苔が絡んでくるから、完全に舞い上がってしまった。 山ウドと鶏肉の柚子胡椒炒め。ウドといったら普通、和食系だろうね。酢味噌あえ、キンピラ、胡麻味噌和えなどが思い浮かぶ。一般的にはウドを使った中華料理って、あまり聞いたことがない。 で、食べてみた結果は… 美味しい♪ 牡蠣と揚げ豆腐のオイスターソース煮込み。土鍋を使った煮込み料理がときどき登場する「獅門酒楼」の平日ランチ。 この日は牡蠣と揚げ豆腐をオイスターソース味で煮込んだものだった。プリップリの牡蠣が美味しい♪ そして、サイコロ状の揚げ豆腐は6面ともコロモが付いているので味がよ~くしみ込んでいるし… その合間に食べるシャッキリした絹サヤと、ホロホロとしたフクロ茸の歯触りが絶妙だ。 上海蟹味噌と豆腐の煮込み。この日は日替わりランチに「真鱈と豆腐の豆鼓蒸し」が出ていたので楽しみにしていたのだが、 完全に出遅れてしまい、お店に着いたのは午後1時過ぎ。完売であった…… で、代わりに選んだのが、これ。芳醇な蟹味噌の味わいと、上海を感じる蟹の風味が混然一体となってウマイ! というより、ウマすぎる! 豆腐の優しい食感と滋味あふれる旨みとの相性も抜群だ。食べている途中でときどきシャキッとするのはクワイ! 出遅れたため「真鱈と豆腐の豆豉蒸し」は食べられなかったが、こちらの週替わりランチで大正解であった。 見た目は小籠包? それともエビ蒸し餃子? フタをパッカーン! 鶏もも肉の豆鼓蒸し蓮の葉包み。写真では香りが分からないでしょうけど、豆鼓と蓮の葉の芳香が混じった湯気が鼻孔をくすぐります。お肉もたっぷりで、大満足の平日ランチです。 鱈と冬牡蠣入り土鍋煮込み。寒い日には、こんな鍋ランチが最高! プリプリの牡蠣とタラ、そこに白菜、シメジなどが加わって、メンバー的には寄せ鍋だよね。 そうそう、春雨も入っていたなぁ。最後はご飯を投入して「おじや」にしたいほどでした。 はまぐりソバ & 高菜かけ御飯。運ばれてきたのを見て、その雄姿に驚かされます。麺の上にも中ほどにも、大きなハマグリが6個も入っているのです! さらにタケノコもたっぷり! たまたま相席になったおじさんがこれを見て、「その麺はなんという名前の麺ですか」などと訊ねてきたくらいです。 そしてスープが美味しい! ハマグリからの出汁も出ているのでしょうね。 黒舌平目の姿揚げ 油淋ソースがけ。こういうのが出ると、常連が正午の時報と共にスタートするので、遅れてなるまじと私も一気にゲートを飛び出す。 黒舌平目は一匹丸ごと揚げられていた。身離れも良くて、ホックリした白身が油淋ソースと混じって頬っぺが落ちるほど。中華街ランチで油淋ソースといえば、たいていは油淋鶏。たまにはこういう魚もいいもんだ。 先行逃げ切りで完食! 牛スジと大根の辛し醤油煮込み。スジ肉は充分に煮込まれて柔らか~い。しかも大根には様々なエキスが沁み渡り、旨みがタップリと凝縮されている。 穴子とマコモ茸の豆鼓炒め。アナゴを包む衣が豆鼓の息吹を吸い込んで全てが混然一体。和風の煮穴子も捨てがたいが、こういう中華が私は大好きだ。 これらが600円~700円台の平日ランチで登場するんだから止められないよね。特に日替わりランチは、その日だけなので、それを逃すと今度はいつ会えるか分からない。 ということで今日はここまで。続きはまた明日。 ←素晴らしき横浜中華街にクリックしてね |
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