問題発言が続く森さん

桜木町駅前と新港ふ頭とを結ぶロープウェイ「YOKOHAMA AIR CABIN」。その近くを通りかかった人から、ゴンドラがいくつもぶら下がった写真が送られてきた。 　なんだか邪魔だなぁ～。 　と思いながら写真を眺めたあと、新聞受けから今日の朝刊を取り出したら、こんな記事が一面に掲載されていた。 　「女性が多い会議、時間がかかる」 　「森会長、発言撤回し謝罪」 　そんな見出しをつけて彼がしゃべった内容が紹介されている。 　女性がたくさん入っている理事会の会議は時間がかかります。 　女性っていうのは競争意識が強い。誰か一人が手をあげていうと、自分も言わなきゃいけないと思うんでしょうね。それでみんな発言されるんです。 　その上で、「結局、あんまりいうと、新聞に書かれますけど、…女性の数を増やしていく場合は、発言の時間をある程度、規制をしていかないとなかなか終わらないで困る」と。（やっぱり書かれちゃった…） 　当然、いろいろなところから批判を受けることになったが、それらに対するコメントも酷いものだ。 　皆さんが、邪魔だと言われれば、老害、粗大ごみになったのかもしれないから、そうしたら掃いてもらえればいいんじゃないですか。 　謝罪会見の場なのに、またこんなこと言っちゃったよ！ 　むかし、「粗大ごみの出し方ルールを守ろう」キャンペーンで横浜市がつくったポスターが新聞で叩かれたことがあった。問題はそこに描かれたイラスト。禿げたお父さんがゴミ出しをしているデザインなのだが、その吹き出しに「トホホ…自分もこうなるのか…」みたいな言葉が書かれていたのである。（うろ覚えです） 　世のお父さんたちを粗大ごみ扱いするのか！っていう苦情が殺到したそうだ。結局お詫びして印刷しなおしたのかな。ずいぶん無駄遣いしたんだろうね。 　森さんがこの事件を知っていたとは思えないけど、普通に考えたら高齢者を粗大ごみに例えるなんて、まったく非常識だぜ！ 　 　もう忘れている人も多いかもしれないから、彼の問題発言を思い出しておこうかね。 　 　子どもをたくさんつくった女性が将来、国が面倒見るのが本来の福祉。子どもを一人もつくらない女性が、自由を謳歌し楽しんで年取って、税金で面倒見なさいっていうのは本当はおかしいんですよ。 　日本の国、まさに天皇を中心とする神の国であるということを、国民の皆さんにしっかりと承知していただく。 　浅田真央さんに関して。見事にひっくり返っちゃいましたね。あの子、大事なときには必ず転ぶんですよね。日本は出なきゃよかった。負けると分かっていた。 　撤回された建築家のザハ・ハディド氏のデザインについて、「僕はもともと、あのスタジアムは嫌だった。生がきみたいだ」と。 　私はマスクをしないで最後まで頑張ろうと思うが、選手は気をつけてほしい。 　今のコロナでこういう騒ぎでやっている時に、『オリンピックどうですか？』と聞かれたら、何と答えますか？答えようがないでしょう。 　そういう時期に、なぜあえて『五輪をやるべきか』『延期すべきか』『中止すべきか』という世論調査をするのか。 　もう、どうしようもないが、いちばん頭に来るのは「発言撤回」。 　喋っちゃったものは、もう取り消しもできないでしょ。そんなことができるなら、私があのときギターで出したミストーンを撤回させていただきたいよ。でも、そんなことは無理。すでに聴衆の耳から脳内に入ってしまったんだからね。 　悔しい… ←素晴らしき横浜中華街にクリックしてね