従妹の結婚式用に買ったブラウス。
とてもお気に入りですが、3回しか着てないのに、あちこちツレちゃってます。
そもそも、テロンとしたこの生地、どう見ても普段着ではありません。
こういうのを普段から着たい。
ってことで、無謀にも、
手元にある初心者本(含)のあちこちを合体+書き直して、
自力で型紙を作ろうと思いました。
ちなみに、これまで、シャツはこんな簡単なものしか作ったことがありません。
そこで、本格的洋裁をしている姉に、あれこれ質問していたところ、
ある日、姉からメール便が届きました。
中身はなんと。
こっそり、型紙を起してくれていました(感涙)アリガトオネーチャン
早速広げて見たところ、
やっぱり自力型紙作りは無謀だったことをようやく気付きました。
ダーツとか、場所が分からないし。
更に、
わからん用語が多発。
「いせ?」
「玉縁?」←バイアス包み
「捨てミシン?」
姉曰く、
「縫い方は、ネットで調べて。」
とのことで、いそいそ検索。
さらに、これですよ。
おぉ、フリルってこんなにカーブ凄かったのか!(驚)
ん?引っ張りながら、三つ巻き・・・?
サンプル見本のテロンブラウスのフリルは巻きロックです。
「本とか見ると切りっぱなしなんだけど~。」
姉曰く、
「三ツ巻推奨!見栄え綺麗!」
とのことでした。
エッー!
つか、三ツ巻って何?(爆)
で、このとき初めて知ったのですが、
ミシンのアタッチメントには、ハンカチの端縫いに見られる、ほっそい三つ折り縫いを
勝手に巻き込んで縫ってくれる押さえがあったのですよ!
(ちゃんと説明書読みなよ~、との声を頂きました。テヘ)
早速直線縫いで試し縫い。
ぬおぉぉぉぉぉ!
手を離してたって、勝手に綺麗に縫われていく!!
凄い。時代の進化って、凄い(未だ足踏みミシン脳)
しかしながら、実際はすっごい急カーブを縫わなくちゃなのですよ。
もうね。
挫折しました。無理って。
姉に泣き言の電話も入れました。
戻って来たお返事は。
「縫えない?そうかな~(ハナホジホジの空気で)」
そうか。縫えるもんなのか。
そうだな。
実際に世の中には、こういうカーブも普通に縫う人がいる。
ならば、私にも出来ないことはない。フハハハハハ (←常に全てに於いてこんな感じ)
ど素人三ツ巻カーブ練習 (ひたすら三ツ巻縫いの動画です)
一日中練習しました。すっごい布使いました。
お店で、30cm多めに布をくれたのですが、全部使いきりました。
練習の成果はこれです。(動画の縫いです)
本番用に、この写真にある2.5倍をストックしました。(練習は7倍くらい)
これを前身ごろに縫っていきました。
今回、これが一番難関でした。
ここまできたら、もうほぼ山を超えたも同然。
他はもう、完全に洋裁舐めきってます。
初めての袖の「いせ込み縫い」は、
アイロンで形整える事なく、クリップで挟んで即縫い上げました。
ん?袖山がずれてる?いやーいいんだよ。皺が寄らずに普通に縫えたら(適当)。
十分十分。
初めてのくるみボタン。
カシメみたいに大変なのかと思ったら、
簡単でびっくり。たのしいです。
付属の透明容器に材料入れて、上から、ブルーの蓋でグっと押すだけ。
なんとか出来上がりました。
今回3日も掛かっちゃいました。
着てみました。
並べてみました。
最初は、安い布で縫ってみなよ。
とアドバイスを頂き、
イオンの手芸屋さんで購入しましたが、
ガーゼはやめなよ、と言われていたのに、
シングルガーゼで縫ってました。(出来上がる直前にようやく気付く。)
ダブルガーゼじゃないだけよかった。
というか、
いきなり、リバティとか使わなくてよかった(爆)
てか、当分曲線三ツ巻しないでいいや(爆)
今回お世話になった布はこちら。
2m頼んで、残り30cmを一緒にサービスしてくれて、1575円。
ありがとう。店員さん(嬉)
お影様でバイアスもしっかり取れました。
こちらのお店、火曜日は500円以上のお買い物で、ポイント2倍です。
ちなみに、
ミシン糸は、練習含み、一巻き使い切りました。
「ねむい。おねーちゃんバタバタしてるけど、今日はお付き合い出来ません。
お昼寝で忙しいんです。」
さ。
ロンドンに布を買いにいこうかね。
途中ドイツにも寄りたいんですけど。
ミュンヘンに。
(追記)
フリルブラウス第2弾作りました