今年39回目になる香港国際映画祭が、3月23日(月)~4月6日(月)に開催されます。公式サイトはこちらです。この映画祭では毎年アジア映画の新作が数多く上映されるため、私にとってもはずせない映画祭となっています。すでに事務局から何度もニュースが配信されてきているので、その画像等を使いながらちょっとご紹介しましょう。チケットはもう発売中で(うわっ、すでにソールドアウトが!)、発売サイトに全作品の画像が出ていますので、どんな映画が参加するのかご覧になってみて下さい。ここに付けたアドレスは英語のサイトで、作品は英語題名のABC順になっています。
今回のオープニング作品は張艾嘉(シルビア・チャン)の監督作『念念』で、監督特集も彼女になります。『念念』は14本目の監督作なのですが、過去の作品が何本上映されるのかも楽しみです。
2015 © All Rights Reserved by HKIFF.org.hk
すでに香港では広報イベントが行われて、映画祭組織の副会長である杜峰(ジョニー・トー)監督らと共にシルヴィア・チャンが登壇しました。シルヴィア、もう60歳を超えているのに相変わらずきれいですねー。
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このほか、香港国際映画祭恒例となっている『美好(Beautiful)』というタイトルのオムニバス映画『美好2015』が今年も製作されています。今年の監督は、モフセン・マフマルバフ、厳浩(イム・ホー)、蔡明亮(ツァイ・ミンリャン)、そして黄建新(ホアン・チェンシン)です。ツァイ・ミンリャン作品のスチールを付けておきます。
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今年の映画祭大使は古天樂(ルイス・クー)。すっかり映画祭ではおなじみになってしまいましたね。ちょっとおっさん臭い髪型で、ポーズを決めています。
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この時期の香港はホテル代がバカ高いのが難点ですが、すぐ近場での映画祭で、現地でのチケット入手も割に楽なことから、香港を楽しみながらの映画鑑賞をオススメします。しかし、ホテル代は本当に高くて、もう1万円以下で泊まれるのはゲストハウスだけになってしまいました。しかも、私の泊まるホテルは1万2千円もしたあげく、先日「3月と4月は内装工事のため、平日朝10時から夜6時までは工事の騒音が響きます。悪しからずご了承下さい」というメールが来ました。それなら、ホテル代割り引いてよ!と毎日ホテルを出るのが12時頃になる私はプンプンです。
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さて、もう一つ、映画祭をご紹介。こちらはアメリカで開かれるインド映画祭です。アメリカでは、ロサンゼルスとニューヨークでインド映画祭が開かれているのですが、どちらもすごくがんばっています。アメリカ在住のインド人も多いため、彼らがインド文化とつながる場としても貴重な存在で、単に映画を見せるだけでなく、様々な文化イベントも同時に開催されています。ロサンゼルスインド映画祭(IFFLA)の公式サイトはこちら、ニューヨーク・インド映画祭(NYIFF)の公式FBはこちらです。
で、今年のNYIFFは5月4日~9日に開かれるのですが、そのオープニング作品が日本でも公開が予定されている『Margarita, with a Straw』。NYの街は今こんなことになっているそうです(ウソ)。
もし、5月4日(月)にNYにおいでになる方があれば、ぜひパリ劇場にいらして、インド人監督やA.R.ラフマーンのレッド・カーペットをご覧になってみて下さいね。
インド映画は、世界中あちこちに出現しています! 『Margarita, with a Straw』の予告編はこちらです。
MARGARITA, WITH A STRAW - International Trailer
では、春休み&GW、楽しい旅と映画をお楽しみ下さい。