アジア映画巡礼

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インド映画自主上映会:プラバースの旧作と再上映作品

2022-10-30 | インド映画+中国映画

映画祭の最中ですが、Periploさんからお知らせをいただいたので、急いでアップします。インド映画自主上映のお知らせで、『バーフバリ』2部作のプラバースの主演作です。

 『Billa(ビッラ)4Kリマスター版 』

Billa Telugu Film Poster.jpg

 2009年/テルグ語/154分/字幕はなし
 監督:メハル・ラメーシュ
 出演:プラバース、アヌシュカ・シェッティほか
■日時:2022年11月3日(木・祝)午後 2:00~5:00(開場は1:00)
■会場:川口スキップシティ アクセス 
■料金:大人2,200円、子供1,200円
■主催:インドエイガ 予約HP  

Periploさんの紹介記事サイトはこちら。また、Periploさんが書いてきて下さった解説によると、「10月23日のプラバースの誕生日に合わせて、4Kリマスター&リバイバル公開された2009年作品です。今年9月に急逝した伯父のクリシュナム・ラージュも捜査官役で登場します。源流はアミターブ・バッチャンの『Don』(1978)にありますが、直接のリメイク元はアジット主演の2007年タミル語映画『Billa』です。舞台がマレーシアなのも、アジット版からそのまま引き継いだようです。ギャングのボスの名前であるビッラは、アミターブ版『Don』のリメイクであるラジニカーント主演の1980年タミル語映画『Billa』から連綿と続いているものです。現地での”スペシャル・ショー”という名目で限定的な上映だったようですが、ファンの盛り上がりは伝わってきています」

Don 1978 poster.jpg

上のポスターは左から、アミターブ・バッチャン主演の『Don』(1978)、ラジニカーント主演の『Billa』(1980)、アジットクマール主演の『Billa』(2007)のそれぞれのポスターです。下に、プラバース版の予告編を付けておきます。プラバース、カッコイイですね~❣

Billa Special Trailer | Prabhas | UV Krishnam Raju | Meher Ramesh | Anushka | Gopi Krishna Movies

 

<再上映>
『Kantara(神話の森) 』

 2022年/カンナダ語/150分/英語字幕
 監督:リシャブ・シェッティ
 出演:リシャブ・シェッティ、キショール、サプタミ・ガウダほか
■日時・会場:
 ①2022年11月6日(日)午後 8:00~10:40ごろ/イオンシネマ市川妙典 アクセス
 ②2022年11月8日(火)午後 8:00~10:40ごろ/イオンシネマ市川妙典 
■料金:大人2,500円、子供1,000円
■主催:スペースボックス HP

Periploさんのご紹介サイトはこちらそれからちょっと辛口なんですが、カーヴェーリ川長治さんの映画評はこちらです。カーヴェーリ川長治さんの文章中にある「ブータ儀礼」とは、いわば「悪魔払い」のようなもので、もっと詳しく知りたい方は、「ヒンドゥー教の事典」(東京堂出版、2005)のP.280~283あたりをご覧いただければ、と思います。「ブータ」は元来「生き物」という意味があったのですが、今はそれ以上に、幽霊、悪霊、悪魔、恐ろしいもの、というような意味で使われることが多く、ヒンディー語では「ブート・プレート」という表現で、「幽霊や悪霊」を言い表します。カーヴェーリ川長治さんは、「本作でリシャブ・シェッティ監督(兼脚本兼主演)がブータ儀礼そのものを取り上げてしまったこと」がまずいと言っているのですが、ブータ儀礼もどきはこれまでのインド映画の中でいろんな形で取り上げられてきたと思うので、今回は本格的すぎてまずい、ということなのでしょうか? そんな「?」な世界はともかく、『Kantara』は現在インドで大ヒット中なのです。ちょっと見てみたいですねー。最後に予告編を付けておきますので、ご興味がおありの方はぜひどうぞ。

Kantara Official Trailer | Rishab Shetty | Vijay Kiragandur | Hombale Films | In Cinemas 30 Sep 2022

 

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