明日10月25日(金)から、『ロボット2.0』が全国で公開されます。公式サイトはこちらですが、下のような美麗なパンフレットもできあがってきて、皆様のお越しをお待ちしております。
そして、いつもインド映画の記事を載せてくれる「BANGER!!!」のサイトには、安宅直子さんの書いた「まさかの黒魔術映画!? メカニカルでド派手な呪術合戦!」という記事がアップされました。なるほど~、そうだったのか! この人↓の怨念がまさに黒魔術だったんですね、鳥類学者のパクシ・ラジャン博士。「パクシ」は音引きを付けると「パクシー(pakshi)」で、「鳥、鳥類」という意味になります。長母音「イー」で終わっていますが、男性名詞なので、男子の名前にもできますね(実際にはあまり名前では出てきませんが)。
©2018 Lyca Productions. All rights reserved.
『パッドマン 5億人の女性を救った男』(2018)とは違いすぎるアクシャイ・クマールの扮装ですが、あのラクシュミのようなやさしさも持ち合わせているがゆえに、鳥類を携帯電話の電磁波から守り切れず苦悩する誠実な学者を演じています。この、携帯電話等の電磁波による鳥類への害を指摘した訴えは2000年頃から出てきたらしく、ネットにはこんな記事が。「ナショナル・ジオグラフィック」の割と最近の記事でもこんな記事が見られますので、決して荒唐無稽な訴えではありません。このあたりが、シャンカル監督にインスピレーションを与えたのでしょうか。
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今回ラジニカーントは、バシーガラン博士にロボットのチッティ、そして「2.0」、さらには「一寸君(私の付けた名前。本名3.0)」という、様々な姿でスクリーンに登場します。最後に予告編を付けておきますので、ド迫力の「空飛ぶ携帯電話群」や今回も増殖する2.0を、ぜひ劇場の大画面で見てみて下さいね。
映画『ロボット2.0』予告編